2006年10月3日(火) バイオインフォマティクスを活用した新規ドメインの発見・解析技術 | |
講師: | 廣明 秀一 |
内容: | アミノ酸配列→タンパク質立体構造→分子機能予測の流れにそった遺伝子機能予測法を開発し精度をあげるために、新規のタンパク質構造ドメインの発見・確定とその立体構造決定は重要である。そのためには実際に立体構造決定可能なタンパク質試料を調製するという作業がしめる比重が大きい。我々は、核磁気共鳴法(NMR)を主に用いつつタンパク質の構造決定を行っているが、それを加速するための方法論を開発している過程で、ハイスループットな発現系構築法を考案した。本講義では我々の行ってきたドメイン解析の実例を紹介しつつ、バイオインフォマティクスと構造生物学のよりよい連携について話題提供を行いたい。 |
参加資格: | 配列情報解析の基礎的な知識を有し、かつwet実験についても興味のある者。 タンパク質発現などのwet実験経験があり、バイオインフォマティクスにも興味のある者。 ***今回は講義のみです*** |