開催概要
- 日時
- 2026年1月27日(火)
- 会場
- 品川グランドセントラルタワー貸会議室
(オンライン併設)アクセスはこちら - 主催
- JST未来社会創造事業「共通基盤」領域 本格研究 谷池課題
- イベントURL
- 「データ駆動型 材料探索の限界突破」
> 「共通基盤」領域
> 探索加速型 本格研究
報告
本格研究「材料探索を価値の探索へと変革する超広域反応探索基盤の開発(谷池課題)」(研究開発代表者:谷池俊明 北陸先端科学技術大学院大学 教授)の公開キックオフシンポジウムが、2026年1月27日に東京・品川にて開催され、会場およびWebを合わせて、産学官から140名を超える方々にご参加いただきました。
冒頭では、JST未来社会創造事業「共通基盤」領域の長我部信行運営統括より、採択経緯と本領域の狙いについて開会挨拶が行われました。続いて、研究開発代表者の谷池教授より、カーボンニュートラル社会の実現に向けた触媒革新の必要性、従来の材料探索手法の限界、そして「反応探索基盤」という、バイアスを極力排除したデータ駆動型の枠組みにより、未知の広大な探索空間から革新的な触媒技術を効率的に見出していくという構想と、研究開発から社会実装までを見据えた課題全体のビジョンが示されました。
その後、要素研究として、ハイスループット実験(谷池教授)、自律化(物質・材料研究機構 マテリアル基盤 田村亮チームリーダー)、記述子生成(北海道大学 髙橋啓介教授)、アルゴリズム(国立情報学研究所 宇野毅明教授)、分野展開(物質・材料研究機構 GREEN 松田翔一チームリーダー)、社会実装(北陸先端科学技術大学院大学 中田泰子准教授)の各担当者より、個別技術の内容と相互連携の方針が紹介されました。休憩後には、基調講演として北海道大学の前田理教授より「データ科学による第一原理化学反応予測の展開」と題した講演が行われ、計算化学・機械学習・触媒研究を横断する先端的な取り組みが示されました。さらに、連携プロジェクト代表として九州大学の井上元教授よりコメントが寄せられ、結びとして岡島博司テーママネージャーより閉会挨拶が行われ、本課題に対する今後の期待が述べられました。
質疑応答および交流会では、多数の質問や意見が寄せられ、反応探索基盤に対する高い期待が共有されました。谷池課題では今後、「反応探索」という新たな方法論を通じて、革新的な化学反応と価値創出を実現する基盤構築を進めてまいります。
谷池教授(研究代表者)による研究課題概要説明
プロジェクトメンバーによる質疑応答の様子
以上



