「顕在化する社会課題の解決」領域
公開シンポジウム『複雑化する社会課題解決の道筋を探して』報告

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開催概要

■ 開催日時:2023年3月3日(金) 13:30~16:30

■ 会場  :オンライン(Zoomウェビナー)

■ 主催  :国立研究開発法人科学技術振興機構

■ イベントURL
https://www.jst.go.jp/mirai/jp/program/social-challenge/event-20230303.html

報告

 未来創造研究開発推進部は、2023年3月3日(金)、「顕在化する社会課題の解決」領域のウェビナーによる公開シンポジウム「複雑化する社会課題解決の道筋を探して」を開催し、約160名の参加があった。

 当日は、名古屋大学の杉山範子特任准教授と株式会社BugMoの松居佑典代表取締役による基調講演、令和4年度より当領域で研究開発を開始した5名の研究者による研究内容紹介が行われた。各々が目指す未来社会と、その未来社会の実現のために解決すべき社会課題、そして解決に向け取り組んでいる研究開発等の内容が発表された。講演後の質疑応答では、聴講者だけでなく他の登壇者からも質問があり、活発な議論が交わされた。なお、シンポジウム内に回答できなかった質疑に関しては本ページ下部に回答を記載している。



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左上から、藪氏、高橋運営統括、家氏、馬奈木氏、藤原氏、石丸氏、杉山氏、松居氏


シンポジウム概要

1 開会挨拶/未来社会創造事業
「顕在化する社会課題の解決」領域概要説明

高橋 桂子 運営統括 (早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所 上級研究員/研究院教授)
PDF
(PDF: 1.3MB)
2 基調講演
「世界気候エネルギー首長誓約」
―地域からシステム転換をめざす―

杉山 範子(名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター 特任准教授)
PDF
(PDF: 5.1MB)
3 研究開発課題紹介
発電と農業を融合した太陽光エネルギー有効利用システムの開発
家 裕隆(大阪大学産業科学研究所 教授)
PDF
(PDF: 1.6MB)
4 研究開発課題紹介
開花時刻調節で変わる未来の作物生産
石丸 努(農研機構中日本農業研究センター 上級研究員)
PDF
(PDF: 1.4MB)
5 基調講演
「絶対むり!」な昆虫由来の素材開発と普及へのアプローチ
松居 佑典(株式会社BugMo 代表取締役)
PDF
(PDF: 3.9MB)
6 研究開発課題紹介
都市代謝系と沿岸生態系が融合した循環型エネルギー・食料生産システムの構築
藤原 拓(京都大学大学院工学研究科 教授)
PDF
(PDF: 1.5MB)
7 研究開発課題紹介
「自然を大切に」が当たり前の社会に向けて--
ネイチャーポジティブを実現する環境社会統合影響評価

馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 主幹教授)
PDF
(PDF: 2.8MB)
8 研究開発課題紹介
バイオマスを基にした物質・エネルギー循環技術の実現
藪 浩(東北大学材料科学高等研究所 ジュニア主任研究員(准教授))
PDF
(PDF: 3.5MB)

※シンポジウム内に回答できなかった質問および回答は以下に掲載

「複雑化する社会課題解決の道筋を探して」参加者からの質問への回答 pdf(PDF: 187KB)

以上



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