サイエンスアゴラ2019
「再生可能エネルギーで、ここまでできる
LCS パネルディスカッション in サイエンスアゴラ2019」開催報告
2019年11月17日(日)に、サイエンスアゴラ2019の一環として、東京・お台場のテレコムセンタービルにて、パネルディスカッションを開催しました。
再生可能エネルギーのコストは低下してきており、計算上は日本全体のエネルギーをまかなうことが可能、そのポテンシャルは地域に豊富でありそれを活かして地域の明るい未来が展望できる、とのキーノートスピーチ(LCS小宮山センター長)を受けて、地域の事例が紹介されました。
地域の明るく豊かな社会は実現可能であり、今後いかに行動すべきかが課題であることが明らかになりました。
ご参加・ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
岡山県西粟倉村(にしあわくらそん)上山 隆浩 地方創生特任参事より、「村の資源で村発のベンチャーを」と題し、再生可能エネルギーのビジネスエコシステム等についてお話しいだだきました
浜松市産業部 内山 幸久 エネルギー政策担当参与より、「浜松市のエネルギー政策~再生可能エネルギーの地産地消で、元気な地域経済を~」と題し、東日本大震災を契機とした太陽光発電の導入等についてお話しいただきました
久慈バイオマスエネルギー株式会社 日當 和孝 代表取締役より、「地域のバイオマスで特産品を」と題し、岩手県久慈市における木材未利用部分を使ったきのこ栽培ハウスへの熱供給についてお話しいただきました
モデレーターの森 俊介LCS研究統括より、ディスカッションの前提として気候変動やゼロエミッション目標についての世界情勢を紹介
発表内容や参加者からの質問をもとに行われたパネルディスカッション
最後に総合司会の越LCS副センター長による「今後必要なのはこれからの我々の行動である」というメッセージで、パネルディスカッションを締めくくりました
「再生可能エネルギーで、ここまでできる
LCS パネルディスカッション in サイエンスアゴラ2019」開催概要
※終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
地球温暖化阻止の鍵となる再生可能エネルギーは、地方に大きなポテンシャルがあります。そして、再生可能エネルギーの利用に取り組み、新たな産業を産み出し、生き生きしつつある地域が増えています。
こうした地域の活動例から再生可能エネルギーが導く明るく豊かな未来の可能性を実感して下さい。
【登壇者】 |
---|
LCSセンター長・プラチナ構想ネットワーク会長 小宮山 宏 |
岡山県西粟倉村 地方創生特任参事 上山 隆浩 |
浜松市 産業部エネルギー政策担当参与 内山 幸久 |
久慈バイオマスエネルギー株式会社 代表取締役 日當 和孝 |
LCS研究統括・東京理科大学名誉教授 森 俊介(モデレーター) |
LCS副センター長・東京大学名誉教授 越 光男(総合司会) |
- 【日 時】
- 2019年11月17日(日) 10:00~11:15(9:40受付開始)
- 【場 所】
- テレコムセンタービル1F 中央ステージ
(東京都江東区青海2-5-10 ゆりかもめ「テレコムセンター」下車) - 【人 数】
- 150名(参加無料、事前参加申込者優先)