低炭素社会の実現に向けた技術および経済・社会の定量的シナリオに基づくイノベーション政策立案のための提案書

LCS-FY2020-PP-16

炭素電極を用いたペロブスカイト太陽電池に関する提案(Vol.3)

  • SDGs7
  • SDGs9
  • SDGs13
  • SDGs11
  • SDGs12
  • SDGs15

概要

 従来のペロブスカイト太陽電池はペロブスカイト層(CH3NH3PbI3)の両側に、光によって生成した電子を収集する酸化チタン(TiO2)、ホールを収集するホール伝導体HTM/Auを設けることで、電圧・電流を発生させる。

 本提案書では、低コストで高安定性を有する電子伝導材の炭素(カーボンナノチューブ)電極のみをHTM/Au電極の代わりに用いたペロブスカイト太陽電池を調査した結果に、炭素に官能基を導入して電池の再現性・安定性を向上させた独自の研究結果も含めて、炭素電極を用いたペロブスカイト太陽電池の課題をまとめた。

提案書全文

関連提案書