海外動向

海外の研究不正対応等の動向についての日本国内機関による調査研究報告書 および、研究公正に関する海外機関による国際誌掲載論文や宣言、報告書等へのリンク集です。

海外動向についての国内研究

文部科学省 「諸外国の研究倫理教育内容の水準に関する調査・分析業務 成果報告書」(2019年度委託報告書)

諸外国における研究倫理教育の「目標」「方法」「内容」、研究倫理に対する「認識」など、諸外国の研究倫理教育の水準や取組に関する調査です。(文部科学省のウェブサイト)

文部科学省 「諸外国の研究公正の推進に関する調査・分析業務 成果報告書」 (2018年度委託報告書)

諸外国における研究公正の推進に関する仕組みや取組等に関する調査です。(文部科学省のウェブサイト)

文部科学省 「研究不正に対応する諸外国の体制等に関する調査研究報告書」(2014年度調査研究報告書)

欧米6か国(米国,カナダ,英国,ドイツ,デンマーク,フィンランド)の研究不正に対する体制の調査。我が国にとっての示唆も考察されています。(文部科学省のウェブサイト)

日本医療研究開発機構(AMED)「研究公正の指導的専門員の育成方法に関する調査 調査報告書」

AMEDが、主に医療分野における研究公正を確保するための指導的専門員(研究公正の推進に指導的な役割を果たす人材)のあり方について、特にその育成方法を中心に国内外の調査を行った報告書です。(2020年3月)

日本医療研究開発機構(AMED) 「諸外国の研究倫理教育の実施状況に関する調査 報告書」

AMEDによる、海外の研究倫理教育の実施状況に関する報告書です。(2017年)

日本医療研究開発機構(AMED) 「研究活動における不正行為に対する調査方法に関する調査 報告書」

AMEDが国内外の研究活動における不正行為に対する調査方法について、調査、比較、整理を行った報告書です。(2017年3月)

日本医療研究開発機構(AMED) 「研究データのモニタリング(QC)及びデータの保管に関する調査 調査報告」

AMEDが、研究データの保管・管理に関する国や配分機関としての対応状況について、海外調査を行った報告書です。特に体制が整っている国(配分機関)については、詳細な現地調査を実施しています。(2017年6月)

日本学術振興会(JSPS) 「米国研究大学における研究不正への対応」

JSPS国際学術交流研修の2014年度海外派遣国際協力員による実務研修報告書です。日本と米国における研究不正に関する制度などの概説、及び米国の研究大学において実施したインタビュー結果をもとにした研究不正への対応についての考察を紹介しています。(2015年)

日本学術振興会(JSPS) 「『科学の公正性』をめぐる米国と我が国の動向」 (PDF: 3.5MB)

JSPS国際学術交流研修の2012年度海外派遣国際協力員による実務研修報告書です。 p39-66の「科学の公正性」について米国と我が国のそれぞれの全体像や歴史的変遷を、第 1 章で米国、第 2 章で我が国と比較しながら概観しています。JSPSの「国際学術交流研修の概要」ページに掲載されています。(2013年)

藤井基貴・栗島 智明「ドイツにおける研究公正と『学問の自由』」(1)-(2)

松澤 孝明「諸外国における国家研究公正システム」 (1)-(3)

藤井 基貴「ドイツにおける研究倫理への取り組み」 (1)-(2)

国際誌掲載論文・記事

National Science Foundation (NSF) 「世界の研究公正」

NSFが国際共同研究等を行う研究者等に向けて、参考になるように各国関連情報コンテンツを提供しています。世界の研究公正に関連したリンクが掲載されています。

UK Research and Innovation (UKRI) 「Research integrity: a landscape study」

UKRIが公表した研究の公正性の状況調査報告。英国の研究システムにおけるインセンティブと圧力、およびそれらが研究の公正性や研究者の広範な行動に与える影響について新たな洞察を加え、個人の公正性と現場の文化が研究の公正性の鍵であり、いじめと嫌がらせが単独で最大の悪影響をもたらすと述べています。