ナノメーターサイズの先端径を持つよう先細り加工されたガラスファイバーに無電解めっきにより金属コーティングを行うと、サブミクロンサイズの末梢部分にのみ金属析出が生じないことがあります。このようなサイズ依存性を示す無電解めっきについては、メカニズムや時間的ダイナミクス、その制御方法も、よく知られていません。本研究は、それらの解明をとおして、無電解めっきのサイズ依存効果を制御する物理的・化学的技術の創出を目指します。この制御技術はナノ光学デバイス(近接場光学顕微鏡用プローブなど)製造技術への応用が期待されます。
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