研究課題   N−混乱ポルフィリンを基盤とする回転リレー式輸送素子の創成と組織化と機能
研究者   古田 弘幸
所 属   九州大学大学院工学研究院応用化学部門(機能)
研究報告   Movie   Document
Since March 1,2002 
   

本研究は、ポルフィリンの新型変異種である「N-混乱ポルフィリン」の特性をさらに進化させた、「多環式拡張N-混乱ポルフィリン」を合成し、新世代の輸送素子としての展開を試みます。素子を二分子膜内部に組織化することで、素子固有の環回転や互変異性などのダイナミックな連続的分子内構造変化を利用して、プロトンやイオン物質の効率的な膜輸送に挑戦します。