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ニ期生

 選考基準
領域総括として領域アドバイザーとの間で選考の考え方を一致させるべく、次の考え方を提案し、議論の上、全アドバイザーの賛同を得、公表されている選考基準と併せて選考作業を行った。

(1) 「相互作用と賢さ」のテーマに明快に適合していること。
(2) 従来にない独創的なアイディアが含まれていること。
(3) 独立した研究者であり、本研究に専念できる立場であること。
(4) 本研究が、他のプロジェクトのサブセットであるものは、除外する。
(5) 過去の業績は尊重するが、その中に独創的なものがあることをチェックすること。
(6) 年齢は35歳以下、若しくは博士号取得後10年以内(応募時現在)とし、次世代の研究者と新しい研究分野の育成を目的とすることに十分留意すること。
(7) 現在、本事業団あるいは同種の組織の主要メンバーになっていないこと。
(8) テーマの設定が、予算と年限の範囲で実行できること。
(9) 社会にインパクトを与える新しい技術分野を創出する可能性のあるテーマを優先する。

 選考経過

(1)受け付け状況
 今年度は、67件の応募(昨年度応募の約160%)が寄せられた。
 応募件数の内訳は、知能ロボットに関する研究15件、都市空間シミュレータ、物流ネットワーク機構など新概念に基づくシステムの設計・構築に関する研究12件、マン・マシンインタフェースに関する研究10件、学習機能に関する研究7件、情報の感知と命令の集積・融合化に関する研究7件、センサーに関する研究6件、メカトロニクスに関する研究5件、人工現実感に関する研究4件、認知科学手法によるゲーム開発に関する研究1件であった。


(2)採択の経過と採択結果
 書類選考では、応募課題が広範で多岐にわたるため、1テーマ当たり3人の選考アドバイザーが担当し、それぞれ専門家としての視点から評価とその根拠を述べると共に、別途領域総括は、自らの評価と選考アドバイザーの見解について議論しながら選考作業を進め、より独創性に富み、将来性のある課題を発掘するよう心がけた。

 面接選考では、独創性のある提案を可能な限り直接聴取することとし、19件について提案の説明と、質疑応答の中から、次に示す採択課題7件を決定した。

石島 秋彦 「新世代ナノ計測の開発と生体分子への応用」
小林 宏 「人間行動を補助するマッスルスーツの開発」
柴田 崇徳 「人とロボットの共生と学習に関する研究」
「弾性表面派皮膚感覚ディスプレイの開発」
塚越 秀行 「人体へ適応化するウェアラブル・フルイドパワーの開発」
土佐 尚子 「無意識情報から生成される物語り技法」
村田 剛志 「Webにおけるコミュニティの発見」

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