1989年
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長崎大学医学部医学科卒業 |
1989年
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長崎大学大学院医学研究科博士課程入学 |
ノーベル賞受賞者であるプルシナー博士が提唱するプリオン仮説を検証するため、プリオン感染マウスの各種臓器におけるプリオン病の病原体「プリオン」の感染価と異常型プリオン蛋白の量について比較検討した結果、プリオン仮説に否定的な結果を得た。また、プリオン蛋白遺伝子欠損マウスを作製し、正常型プリオン蛋白の正常機能解析を行った結果、プリオン蛋白はプルキンエ細胞の長期生存維持に必要であることを明らかにした。 |
1994年
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長崎大学大学院医学研究科博士課程修了 博士 (医学) |
1994年
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長崎大学医学部助手 |
プリオン蛋白遺伝子欠損マウスにおける正常型プリオン蛋白の正常機能解析を続ける |
1995年
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留学(スイス連邦国チューリッヒ大学分子生物学研究所、Charles
Weissmann教授) |
試験管内でプロテアーゼK抵抗性の異常型プリオン蛋白様のプリオン蛋白を作製し、その感染性について検討した。しかし、この蛋白は感染性を示さなかった。
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1996年
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長崎大学医学部助手 (復職) |
1999年
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長崎大学医学部講師 |
2000年
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長崎大学大学院医学研究科講師 |
2002年
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長崎大学大学院医歯薬学総合研究科講師 |
プリオン蛋白に類似した蛋白及びその遺伝子の同定を行い、この分子の正常機能を解析している。 |
2005年
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長崎大学大学院医歯薬学総合研究科助教授 |
2006年4月
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徳島大学分子酵素学研究センター 教授に昇任 |