1984年
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北海道大学医学進学課程入学 |
1990年
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北海道大学医学部卒業後、北海道大学大学院医学研究科博士課程入学し、免疫科学研究所病理部門小野江和則教授のもとでT細胞についての研究を始める。その間、成熟型胸腺細胞中にユニークな特徴を持つNKT細胞を同定した。さらに、NKT細胞が強力
なIL-4やIFN-γ 産生能を示すことを初めて明らかにし、免疫応答の制御に重要な機能を担っていることを示した。 |
1994年
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北海道大学大学院医学研究科博士課程修了後、千葉大学医学部附属高次機能制御研究センター遺伝子情報分野助手として、斉藤 隆教授のもとで、NKT細胞やNK細胞の機能について解析を進めた。その結果、NKT細胞やNK細胞がFASを介したアポプトーシスを誘導することや、新たなT細胞としてγ
δ型NKT細胞を発見した。また、リンパ球活性化分子のスクリーニング方法として、特殊なレトロウィルスcDNAライブラリーを用いたNACS法を開発し、新たなリンパ球のシグナル伝達アダプター分子であるNFAM1
をクローニングした。 |
2000年
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日本学術振興会海外特別研究員として、サンフランシスコ(UCSF
Lewis Lanier教授) でNK細胞の抗原認識機構の研究に従事した。特にNK細胞によるウィルス感染細胞の新たな認識機構を明らかにした。 |
2002年 |
千葉大学大学院医学研究院遺伝子制御学助教授 |
2004年2月 |
大阪大学微生物病研究所助教授 |
2006年6月
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大阪大学微生物病研究所 教授に昇任 |