1989年 |
静岡大学大学院教育学研究科を経て、北海道大学大学院農学研究科に進学 |
1990年 |
米国アルバートアインシュタイン医科大学微生物学免疫学科に留学
Edward J. Hehre名誉教授に師事し、同位体効果およびNMRを利用した加水分解酵素の反応機構解析に従事
酵素触媒後のアノマー型の反転・保持両者の機構においてSN1型の反応機構が成立し、遷移状態としてオキソカルボニウムイオンの存在を確認した |
1992年 |
博士号取得と同時にアルバートアインシュタイン医科大学微生物学免疫学科Barry
R. Bloom教授に師事し、結核の多剤薬剤耐性機構と結核菌の産生するヒトγδ型T細胞抗原の構造解析に従事
佐野栄紀博士とともに、ヒトγδ型T細胞の抗原として、結核菌、マラリア、病原性大腸菌O157などの病原性微生物が産生するイソペンペニルピロリン酸あるいはその誘導体であるピロリン酸モノエステル系化合物を同定した |
1995年 |
大阪バイオサイエンス研究所細胞生物学部門研究員。ヒトγδ型T細胞の認識する様々な非ペプチド性抗原の有機合成を行い、抗原活性発現に必要な立体構造因子を解析した |
1996年 |
東京女子医科大学微生物学免疫学講座助手
非ペプチド性抗原により活性化させたγδ型T細胞の抗腫瘍効果の解析を行い、腎臓癌患者において顕著なγδ型T細胞の増加を見出した |
1998年 |
京都大学大学院医学研究科免疫細胞生物学講座助手を経て |
1999年 |
京都大学大学院生命科学研究科生体制御学分野助手
湊長博教授に師事 |