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超分子色素モジュールによる高機能光学材料の創製
矢貝 史樹・SHIKI YAGAI

千葉大学 工学部 准教授

研究成果
【経歴】
平成10年 3月:立命館大学理工学部 卒業
平成14年 3月:立命館大学大学院 理工学研究科 博士後期課程 修了
平成14年 3月:博士(理学)(立命館大学) 取得

平成14年 4月〜平成22年 3月:千葉大学工学部 助教
  ・自己組織化型色素材料に関する研究
  ・超分子型ゲル・液晶に関する研究
平成22年 4月〜:千葉大学工学部 准教授
【研究内容】
様々な機能性色素を多重水素結合により超分子モジュール化してから自己集積させるという手法により、革新的な光機能材料の創出に挑みます。
これまでに開発した光応答超分子モジュールを用いて、光に応答する機能性カラム状集合体を創製します。
さらに、容易に構造を多様化させることができるポリマー型超分子モジュール基盤として、単一色素を多種多様な集積構造へと導き、多様な光学特性を引き出します。
【受賞】
平成21年9月:光化学協会 光化学奨励賞「多重水素結合によって制御された超分子色素集合体の光機能」
平成22年4月:平成23年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞「高度に組織化された機能性色素集合体の構造と機能に関する研究」
平成23年3月:日本化学会 第60回進歩賞「水素結合を基盤とした超分子モジュール化による機能性色素集合体の構築」