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経歴 |
1980年 |
京都大学大学院理学研究科博士課程修了(生物物理)
理学博士 |
1981-1985年 |
スタンフォード大学、コーネル大学、研究員 |
1985-1992年 |
九州大学理学部、助手 |
1992- |
九州大学理学部、教授 |
2000- |
(改組により)九州大学大学院理学研究院、教授
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専門分野 |
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数理生物学。生物学・生命科学のさまざまな分野でのモデリング・理論解析をしています。対象としては、生態学(森林動態,生活史進化、絶滅リスク)、動物行動学(配偶者選択の進化、最適捕食)、発生と形態形成、概日リズム、発癌プロセス、免疫など多岐にわたります。 |
受賞 |
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2003年 第1回日本生態学会賞
2003年 第3回木村資生記念学術賞(進化学会)
2006年 アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員
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興味のあること |
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ヒト社会での評判や噂などの社会的情報によって協力を強制する仕組み(たとえば道徳や倫理的判断の起源)に取り組んでいます。それが生態系の管理を通じて環境問題に果たす役割にも興味があります。もうひとつは、発生での形態形成や細胞内での現象の数理モデルです。生物学の理論的研究は、片方では統計物理学や応用数学に共通な面があり,他方では、社会科学にとても近くて、諸科学を結びつける役割が果たせるのではないかと期待しています。
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