JST 独立行政法人 科学技術振興機構 デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術
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領域シンポジウム「表現の未来へ」
 
日時 2007年11月19日(月)10:00より
場所 東京大学 小柴ホール
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学理学部1号館(会場案内
主催 独立行政法人 科学技術振興機構
協賛
電子情報通信学会 日本映像学会
日本バーチャルリアリティ学会 映像情報メディア学会
画像電子学会 日本デジタルゲーム学会
プログラム ポスター・デモ パネルディスカッション 会場案内 参加申込み お問い合わせ

■パネラーの紹介
 
合原 一幸(あいはらかずゆき)

プロフィール

現職:
  東京大学生産技術研究所 教授
  東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
研究分野:
  数理工学、カオス工学、生命情報システム論、複雑系科学技術
著者、編著など
  ・「脳はここまで解明された-内なる宇宙の神秘に挑む」(ウェッジ選書)
  ・「<1分子>生物学-生命システムの新しい理解」(岩波書店)
  ・「複雑系がひらく世界-科学・技術・社会へのインパクト」別冊日経サイエンス120,(日経サイエンス社)
  ・「カオス学入門」(放送大学教育振興会)
 
科学技術振興機構 戦略的創造推進事業(ERATO)「複雑数理モデル」研究総括

  20世紀後半以降、決定的カオスを典型例とする非線形現象の研究が大きく進展していきました。そして、自然や人口を問わず、世の中に存在する複雑な諸現象を解明し新しい工学応用技術を開発するためには、普遍性を追求する分野横断的基礎理論と個々の現象の個別性の本質に踏み込んだ深い洞察の双方に立脚した、非線形システム的理解が重要であることが明らかになってきています。
  本プロジェクトにおける普遍性と個別性を兼ね備えた「複雑数理モデル」の理論研究と応用研究は、数理的方法論が有する普遍性、横断性、そして多分野への応用可能性に基づく、21世紀の新しい科学技術の在り方としての分野横断的なトランスディシプリナリー科学技術のひとつの具体的成功例を呈示することを目的としています。そして特に、生命情報原理とも密接に関係する、「複雑系で計算する」という新しい発想に基づく複雑系コンピューティングの理論・応用研究所を通じて、新しい原理による高度情報処理技術の開発を目指しています。

URL:http://www.jst.go.jp/erato/project/ahs_P/ahs_P-j.html
 
下条 信輔(しもじょうしんすけ)

プロフィール
現職:
  カリフォルニア工科大学生物各部 教授
研究分野:
  心理物理学分野、視覚科学分野、認知神経科学分野、認知発生学分野
著者、編著など:
  ・「<意識>とは何だろうか-脳の来歴、知覚の錯誤」(講談社新書)平成12年サントリー学芸賞受賞
  ・「仮想現実学への序曲-バーチャルリアリティドリーム」(共立出版)
  ・「マインド・タイム 脳と意識の時間」(ベンジャミン・リベット著)
 
科学技術振興機構 戦略的創造推進事業(ERATO)「潜在脳機能」研究総括

  本プロジェクトの目的は、意識せず自動的に働く脳機能を認知神経科学に理解することです。潜在脳機能には認知、判断に先立つ情報処理を行ったり、理性的な近くと情動の関係を無意識的につなぐ機能などがあり、メカニズム解明が待たれています。自覚しているときの脳機能に比べ、潜在脳機能は知覚、記憶、運動、情動など広汎にまたがっており、研究成果の応用先は心理学、医学、教育学、生理学、工学など全ての研究領域の進展に寄与すると考えられます。

URL:http://www.jst.go.jp/erato/project/sib_P/sib_P-j.html