【論文・著書】【口頭発表・講演】【特許】【受賞】   自己集合性動的分子システムの開発 平岡　秀一 【成果の概要】 　金属イオンは多様な配位構造や特異な電子構造をとりうることから、機能性分子の開発における宝庫と言えるが、金属イオンのもつ多くの特性の中から目的とする機能を引き出すためには、適切な金属イオンの選択のみならず、金属イオンの機能発現場として働く金属配位子の設計が重要となる。我々はこれまでに金属イオンの動的特性を引き出すための新規多座配位子として、金属錯体の構造情報に加え動的特性をもプログラムしたディスク状多座配位子をデザインし、研究を行ってきた。これらの配位子と金属イオンとの相互作用により、多座配位子にプログラムされた動的情報を精密かつ効率よく読み取り、金属錯体型の分子運動素子(分子ボールベアリング、ローター・トランスミッター・ローター)や構造変換が可能なナノカプセル錯体の開発、さらにTi(IV)イオン上における新しい動的化学の可能性を見出した。 金属錯体型運動素子 -分子ボールベアリング, ローター・トランスミッター・ローター 　分子内の多点の配位子交換を協同的にコントロールすることにより、三つのAg(I)イオンにより連結されていながら、相対的に自由回転が可能な金属錯体型の回転素子(分子ボールベアリング)Ag3L・L’錯体の開発に成功した(図1)。分子ボールベアリングの定量的な形成はNMRおよびESI-TOF mass測定により明らかとした。分子ボールベアリング内の二つのディスク状多座配位子の相対的な自由回転は、三つのAg(I)イオン上における配位子交換および結合の組み合わせを維持したままらせん性の変換を行うフリップ運動により達成される。これらの各運動については温度可変1H NMR測定により解析を行った。また、ディスク状多座配位子に導入する配位環によりこれらの各運動モードのエネルギー障壁をコントロールできるため、運動速度のコントロールも可能である。 　さらに、運動を精密に長距離伝搬するためのシステムの構築を目指し、9つのAg(I)イオンと二種類の金属多座配位子の13成分から自己集合により二つの回転部位(ローター)と運動伝搬部位(トランスミッター)を持つ「分子ローター・トランスミッター・ローター」を構築し、中央に位置するトランスミッターを介して1.5ナノメートル離れた二つのローターの回転運動を同期させた分子運動伝搬素子の開発に成功した(J. Am. Chem. Soc. 2008, 130, 9089. Highlighted in Science)。本研究でデザインした、モーショントランスミッターはらせん変換を駆動力とするものである。らせん構造は一次元に伸びた周期構造であることから、その長さを変えることにより、自在に運動伝搬距離をコントロールすることが可能である。また、今回開発された分子素子のローター部には他の分子素子を連結することも可能なことから、今後分子モーターを連結したより高次な分子機械の構築が期待される。 動的ナノカプセル 　三つのピリジル基を有するディスク状三座配位子とAg(I)イオンとの錯体形成により、金属イオン-配位子比に応じて、カプセル型およびかご型の錯体がそれぞれ定量的に生成することが明らかとなった。また、これらの構造体は可逆に相互変換可能である。また、これらの錯体の構造の違いを反映し、各錯体のもつ内部空間の特性が大きく異なることから、構造変換と共役した動的分子認識場を提供できることも示された(図2)。さらに、より大きなディスク状3座配位子とHg(II)イオンとの錯体形成においても構造変換可能なナノカプセル錯体が構築された(図4)。これら動的カプセル錯体の形成はNMR、ESI-TOF mass測定および単結晶X線構造解析により明らかとした(J. Am. Chem. Soc. 2007, 129, 5300)。さらに、この配位子は10種類の二価遷移金属イオンとの錯体形成により3 nmの八面体型カプセル錯体を形成することが可能であり、用いる金属イオンによる動的特性の違いも明らかとなった(図3) (Angew. Chem. Int. Ed. 2006, 45, 6488. (VIP paper & Cover Picture))。 Ti-カテコラト錯体における動的化学 　比較的ハードなTi(IV)イオン上における配位子交換に伴う可逆的な構造変化を達成した。Ti(IV)イオンとカテコール(H2cat)から[Ti(cat)3]2-錯体が得られることが知られている、本研究ではcat配位子二分子とベータジケトン類であるアセチルアセトナト(acac)一分子がTi(IV)イオンに配位した、新規TiHcat2(acac)錯体を選択的に形成することを見出した。この錯体は [Ti(cat)3]2-錯体と可逆的な相互変換が可能であり、動的構造のモチーフとなる。さらにこれを発展させ、ハードな金属イオンとソフトな金属イオンに対する配位部位を導入した新規配位子と、Ti(IV)イオン、Pd(II)イオンからかご型および環状の異種多核錯体をそれぞれ構築し、これらの三次元錯体間における可逆的な相互変換を達成した(J. Am. Chem. Soc. 2008, 130, 10058.)。現在、Pd(II)-Ti(IV)四核環状分子上の選択的な配位子交換による段階的な高次構造構築を進めている。 静電相互作用にもとづく金属イオンの配列制御 　配位部位を階層的に配列化した世代型ディスク状6座配位子を用いることにより、共に直線二配位構造をとりうるAg(I)およびHg(II)イオンをそれぞれ階層的に配列化できることを見いだした(図5)。これは、金属イオン間の静電的な反発を最小に抑えるように自発的に配列化した結果である。今後、この概念を拡張し、異種金属イオンの三次元精密配列化および本手法を利用した分子運動素子、カプセル錯体の空間配列への展開を目指す。 疎水表面の精密デザインに基づく歯車状両親媒性分子の開発 　両親媒性分子は親水部と疎水部を分子内に持ち、水中において自己集合することによりミセルやベシクルを始め様々なナノ構造体を形成するためのモチーフとして利用されている。しかしながら、これらの集合体はいずれも構成成分数が一義的に決まらず分散を持つ。これは、一義的な構造体を形成するために必要な構造情報が構成要素にプログラムされていないことに由来する。我々は、一義的な会合体を形成するために、”疎水表面”を精密デザインした歯車状両親媒性分子を新規にデザインした。この分子は湾曲した疎水部を持つことから、これらの疎水部を隠すように互いに分子がかみ合って、箱形の会合体を形成すると期待される。歯車状両親媒性分子の具体的な分子構造は親水部となる三つのピリジン環をヘキサフェニルベンゼン骨格に加えた分子である。この分子はメタノール：水 = 3：1溶媒中において、疎水表面を隠すように会合し、一義的な箱形六量体を形成することが明らかとなった(J. Am. Chem. Soc., 2008, 130, 14368)。この会合挙動は、溶液中の含水率に強く影響を受け、疎溶媒的な効果により会合体を形成する。単結晶X線構造解析の結果、六つの分子が噛み合うように集まり、カプセル型の六量体を形成することが明らかとなった。溶液中における箱型六量体の構造は、1H, H-H COSY, NOESY, DOSY NMR測定およびESI-TOF mass測定から明らかとなった。さらにITC(等温滴定カロリメトリー)による熱測定の結果、この箱形六量体の形成はエントロピー的に不利であり、エンタルピー駆動であることから、非古典的な疎水効果に基づくことが明らかとなった。これは疎水表面となるベンゼン環の間に働く相互作用によるものであると考えられる(Angew. Chem. Int. Ed., 2009, 48 , 7006)。また、六量体カプセル内には六置換ベンゼン体が二分子包椄され、中性分子に対するホストとなることも明らかとなった。　さらに、六量体カプセルにアダマンタンを加えると、四面体型の四量体カプセルへ構造変換し、内部空間に一分子のアダマンタンが包椄されることが1H NMR測定および単結晶X線構造解析から明らかとなった。これらの会合体カプセルは、分子間に働くファンデルワール相互作用と隣接するピリジル基の三重スタックにより安定化されている。一方、ピリジル基をプロトン化すると、近接するピリジニウム間に働く静電的な反発により会合体は崩壊する。また、ピリジニウムの脱プロトン化を行うと、再びカプセル構造へ変換することから、プロトンの脱着による会合体の形成／崩壊をコントロールでき、これらの会合体が分子コンテナとして利用できる可能性が示された(Angew. Chem. Int. Ed., 2009, 48, 7006)。 【論文・著書】【口頭発表・講演】【特許】【受賞】 【主な論文・著書】 著者 E. Okuno, S. Hiraoka, M. Shionoya 表題 A Synthetic Approach to a Molecular Crank Mechanism: Toward Intramolecular Motion Transformation between Rotation and Translation 発表先 Dalton Trans. 掲載日 2010/3/15 著者 S. Hiraoka, Y. Hisanaga, M. Shiro, M. Shionoya 表題 A Molecular Double Ball Bearing: A Ag(I)-Pt(II) Dodecanuclear Quadruple-Decker Complex having Three Rotors 発表先 Angew. Chem. Int. Ed. 掲載日 2010/3/15 著者 Y. Sakata, S. Hiraoka, M. Shionoya. 表題 Site-Selective Ligand Exchange on a Heteroleptic Ti(IV) Complex towards Stepwise Multicomponent Self-Assembly 発表先 Chem. Eur. J.. 掲載日 2010/2/15 著者 S. Hiraoka, M. Kiyokawa, S. Hashida, M. Shionoya 表題 Site-Selective Internally-Cross-Linking between Mercury(II)-Centered Vertices of an Octahedral Hexanuclear Mercury (II) Capsule by a Rod-Shaped Ditopic Ligand 発表先 Angew. Chem. Int. Ed. 掲載日 2010/1/15 著者 S. Hiraoka, K. Harano, . Nakamura, M. Shiro, and M. Shionoya 表題 Induced-Fit Formation of Tetrameric Organic Capsule consisting of Hexagram-Shaped Amphiphile 発表先 Angew. Chem. Int. Ed. 掲載日 2009/9/1 著者 S. Hiraoka, Y. Yamauchi, R. Arakane and M. Shionoya 表題 Templae-Directed Synthesis of a Covalent Organic Capsule based on a 3 nm-Sized Metallo-Capsule 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2009/8 著者 S. Hiraoka, M. Goda, and M. Shionoya 表題 Alternate Arrangement of Two Different Metals at Chemically-Equivalent Biding Sites on a Circle 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2009/5/1 著者 平岡秀一・塩谷光彦 表題 運動機能をもつ自己集合生超分子金属錯体 発表先 日本結晶学会誌 掲載日 2006/6/1 著者 平岡秀一 表題 多点配位子交換を利用した回転素子・運動伝搬素子の開発 発表先 未来材料 5巻 掲載日 2009/5/1 著者 平岡秀一 表題 金属錯体を使って分子レベルの機械部品をつくる 発表先 化学と教育 4巻 掲載日 2009/6/1 著者 平岡秀一・塩谷光彦 表題 動的自己集合・分子機械 発表先 超分子金属錯体 掲載日 2009/9/25 著者 平岡秀一 表題 自己集合生動的分子システム 発表先 超分子サイエンス&テクノロジー 掲載日   著者 塩谷光彦・平岡秀一 表題 動く分子から動きを伝える分子へ 発表先 現代化学4月号 P28-P33 掲載日 2009/3/18 著者 S. Hiraoka, K. Harano, M. Shiro and M. Shionoya 表題 A Self-Assembled Organic Capsule Formed from the Union of Six Haxagon-Shaped Amphiphile Molecules 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2008/10/31 著者 S. Hiraoka, Y. Sakata, and M. Shionoya 表題 Ti(IV)-Centered Dynamic Interconversion between Pd(II), Ti(IV)-Containing Ring and Cage Molecules 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2008/7/30 著者 S. Hiraoka, E. Okuno, T. Tanaka, M. Shiro, and M. Shionoya 表題 Ranging Correlated Motion (1.5 nm) of Two Coaxially Arranged Rotors Mediated by Helix Inversion of A Supramolecular Transmitter 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2008/6/20 著者 平岡秀一 表題 分子ボールベアリング・モーショントランスミッターの開発 発表先 化学同人　別冊化学 掲載日 2008/3/26 著者 Koji Harano, Shuichi Hiraoka, Mitsuhiko Shionoya 表題 3 nm-Scale Molecular Switching between Fluorescent Coordination Capsule and Non-Fluorescent Cage 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2007/4/6 著者 Shuichi Hiraoka, Takaaki Tanaka, and Mitsuhiko Shionoya 表題 Electrostatically-Controlled Hierarchical Arrangement of Monocationic Silver(I) and Dicationic Mercury(II) Ions between Disk-Shaped Template Ligands 発表先 J. Am. Chem. Soc. 掲載日 2006/10/11 著者 Shuichi Hiraoka, Koji Harano, Motoo Shiro, Yoshiki Ozawa, Nobuhiro Yasuda, Koshiro Toriumi, and Mitsuhiko Shionoya 表題 Isostructural Coordination Capsules for a Series of Ten Different d5 to d10 Transition Metal Ions 発表先 Angew. Chem. Int. Ed. 掲載日 2006/10/01 著者 平岡秀一 表題 ディスク状多座配位子を利用した金属錯体型動的分子の開発 発表先 日本化学会 化学と工業 掲載日 2006/02/01 【主な発表・講演】 発表者 平岡秀一 表題 超分子化学におけるNMR測定　ここまで分かる溶液中における分子の動きと構造 発表の場 ブルカーバイオスピオン　ユーザーズミーティング 発表日 2009/10/7 発表者 平岡秀一 表題 ディスク状分子が拓く動的自己集合性分子システム(第5回野副記念奨励賞受賞講演) 発表の場 第20回基礎有機化学討論会 発表日 2009/9/30 発表者 Shuihi Hiraoka 表題 A Supramolecular Motion Transmitter That can Mediate Correlating Motion between Two Rotor Molecules 発表の場 International Sympojiumu on Innovative Nanoscience of Supramolecular Motor Protains Working in Biomembranes 発表日 2009/9/9 発表者 平岡秀一 表題 歯車状両親媒生分子から成る一義的な水溶性ナノカプセル 発表の場 ファーマiジャパン研究成果発表会 発表日 2009/7/3 発表者 Shuichi Hiraoka 表題 Dynamic Supramolecular Capsules Consisting of Hexagram-Shaped Molecules 発表の場 Japan-China Joint Symposium on Functional Supramolecular Architectures 発表日 2008/12/20 発表者 Shuichi Hiraoka 表題 Practical Application of NMR to Structural Characterization and Analysis of Molecular Motion in Supramolecular Chemistry 発表の場 New Vistas of Molecular Sciences by Ultra-high Field NMR Spectroscopy 発表日 2009/1/22 発表者 三宅志穂・平岡秀一・城 始勇・塩谷光彦 表題 高度なキラル識別能を有する自己集合型Pt(II)六核かご型ホスト 発表の場 第19回基礎有機化学討論会 発表日 2008/10/3 発表者 中村貴志・平岡秀一・城 始勇・塩谷光彦 表題 歯車状両親媒性分子から構築されるディスクリートな水溶性超分子カプセル 発表の場 第19回基礎有機化学討論会 発表日 2008/10/3 発表者 荒金諒・平岡秀一・塩谷光彦 表題 Pd(II)六核カプセル型錯体を経由する三次元有機ナノカプセルの鋳型合成 発表の場 第19回基礎有機化学討論会 発表日 2008/10/3 発表者 清川 円・平岡秀一・塩谷光彦 表題 位置選択的配位子交換による自己集合性六核錯体型ナノカプセルの内部機能化 発表の場 第19回基礎有機化学討論会 発表日 2008/10/3 発表者 酒田陽子・荒金諒・平岡秀一・塩谷光彦 表題 Ti(IV)イオン上の選択的配位子交換を利用した多成分系自己集合型金属錯体の精密構築 発表の場 第19回基礎有機化学討論会 発表日 2008/10/3 発表者 清川 円・平岡秀一・塩谷光彦 表題 位置選択的配位子交換による金属錯体型ナノカプセルの内部架橋 発表の場 第58回錯体化学討論会 発表日 2008/9/22 発表者 酒田陽子・荒金 諒・平岡秀一・塩谷光彦 表題 カテコールと種々のベータジケトン配位子から形成される新規Ti(IV)錯体を用いた多成分系異種多核金属錯体の構築 発表の場 第58回錯体化学討論会 発表日 2008/9/22 発表者 三宅志穂・平岡秀一・城 始勇・塩谷光彦 表題 ディスク状配位子から作られる官能基化されたかご型Pt(II)六核錯体の形成とその内部空間を利用した精密分子認識 発表の場 第58回錯体化学討論会 発表日 2008/9/21 発表者 荒金 諒・山内祥敬・平岡秀一・塩谷光彦 表題 カプセル型Pd(II)六核錯体をテンプレートとした機能性有機ナノカプセルの構築 発表の場 第58回錯体化学討論会 発表日 2008/9/20 発表者 清川 円・平岡 秀一・塩谷 光彦 表題 位置選択的配位子交換に基づくカプセル型六核金属錯体の内部架橋 発表の場 第3回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2008/5/31 発表者 山内 祥敬・荒金 諒・平岡 秀一・塩谷 光彦 表題 八面体型Pd(II)六核カプセル錯体を利用した共有結合性ナノカプセルのテンプレート合成 発表の場 第3回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2008/5/31 発表者 中村 貴志・原野 幸治・平岡 秀一・城 始勇・塩谷 光彦 表題 ディスク状両親媒性分子によるディスクリートな水溶性ナノカプセルの構築 発表の場 第3回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2008/5/31 発表者 酒田 陽子・荒金 諒・平岡 秀一・塩谷 光彦 表題 Ti(IV)イオン上における新規構造変換モチーフを利用した多成分系自己集合型錯体の動的分子システムの構築 発表の場 第3回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2008/5/31 発表者 三宅 志穂・平岡 秀一・城 始勇・塩谷 光彦 表題 水溶性かご型Pt(II)六核錯体の形成と内部空間における分子認識 発表の場 第3回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2008/5/31 発表者 清川 円・原野幸治・平岡秀一・塩谷光彦 表題 選択的アニオン交換に基づくカプセル型六核錯体の内部空間の機能化 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/28 発表者 三宅志穂・平岡秀一・塩谷光彦 表題 世代型ディスク状多座配位子から作られる水溶性かご型Pt(II)錯体を用いた分子認識場の構築 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/28 発表者 奥野絵里香・平岡秀一・田中貴章・城　始勇・塩谷光彦 表題 分子ローター・トランスミッター・ローター：らせん構造変換に基づく長距離運動伝搬系の構築 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 瀧本翔・平岡秀一・塩谷光彦 表題 分子クラッチ：2つの回転素子の可逆的連結に伴う運動相関と回転速度のコントロール 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 山内祥敬・平岡秀一・塩谷光彦 表題 カプセル型Pd(II)六核錯体をテンプレートとした共有結合性ナノカプセルへの変換 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 中村貴志・平岡秀一・塩谷光彦 表題 ディスク状両親媒性分子：ディスクリートなカプセル構造体形成のための精密分子デザイン 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 Ti(IV)イオン上におけるダイナミックケミストリー：新規Ti(IV)-カテコール構造変換モチーフの開発と動的異種多核錯体系への展開 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 荒金 諒・酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 Ti(IV)イオン上におけるダイナミックケミストリー：環状およびかご型Ti(VI)多核錯体の形成と構造変換 発表の場 第88日本化学会春季年会 発表日 2008/3/26 発表者 平岡秀一 表題 らせん型モーショントランスミッターによる1.5 nmの運動伝搬 発表の場 京都大学グローバルCOE有機若手ワークショップ 発表日 2008/2/7 発表者 Yoko Sakata, Shuichi Hiraoka, and Mitsuhiko Shionoya 表題 Dynamic Structure Transformation of Self-Assembled Ti(IV)-Pd(II) Complexes 発表の場 東京大学・ソウル国立大学・国立台湾大学３大学化学シンポジウム 発表日 2008/2/1 発表者 Erika Okuno, Shuichi Hiraoka, Takaaki Tanaka, Motoo Shiro, and Mitsuhiko Shionoya 表題 Interconnected Control of Double Rotational Devices though Helix Inversion of A Supramolecular Transmitter 発表の場 東京大学・ソウル国立大学・国立台湾大学３大学化学シンポジウム 発表日 2008/2/1 発表者 平岡秀一 表題 超分子ギアを介した長距離運動相関系の構築 発表の場 07-2超分子研究会〜次世代ナノテクを担う超分子アキテクチャー〜 発表日 2008/1/24 発表者 酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 自己集合性Ti(IV)-Pd(II)多核金属錯体の動的構造変換 発表の場 第37回構造有機化学討論会 発表日 2007/10/28 発表者 酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 Ti(IV)イオンの配位構造変化と連動したかご型および環状Ti(IV)-Pd(II) 多核錯体間における動的相互変換 発表の場 第57回錯体化学討論会 発表日 2007/9/26 発表者 奥野絵里香・平岡秀一・田中貴章・城始勇・塩谷光彦 表題 分子連動デバイスを指向したローター・ギア・ローター9核錯体の構築と運動相関の解明 発表の場 第57回錯体化学討論会 発表日 2007/9/25 発表者 Shuichi Hiraoka 表題 Motional Correlation between Tow Rotor Molecules through A Supramolecular Gear 発表の場 4th Japan-Shino Symposium on Organic Chemistry for Young Scientist 発表日 2007/9/23 発表者 Shuichi Hiraoka 表題 A molecular rotor-gear-rotor device: Correlational rotations of two rotors 1.5 nm apart from each other 発表の場 1st Asian Conference on Coordination Chemistry 発表日 2007/7/30 発表者 Shuichi Hiraoka and Mitsuhiko Shionoya 表題 Regular Array of Molecular Rotational Devices and Their Motional Correlations 発表の場 Fourth international Workshop on Supramolecular Nanoscience of Chemically Programmed Pigments 発表日 2007/6/12 発表者 酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 多成分系自己集合におけるかご型および環状Ti(IV)?Pd(II)錯体の選択的形成とその可逆的構造変換 発表の場 第2回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2007/5/25 発表者 平岡秀一・田中貴章・城 始勇・塩谷光彦 表題 金属錯体型ローター・ギア・ローター素子の開発と運動相関 発表の場 第2回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2007/5/24 発表者 原野幸治・平岡秀一・城 始勇・塩谷光彦 表題 ディスク状両親媒性分子により形成される六量体ナノカプセルとその動的分子認識 発表の場 日本化学会第87春季年会 発表日 2007/3/26 発表者 酒田陽子・平岡秀一・塩谷光彦 表題 かご型および環状Ti(IV)-Pd(II)多核錯体間における構造スイッチング 発表の場 日本化学会第87春季年会 発表日 2007/3/26 発表者 Shuichi Hiraoka, Mitsuhiko Shionoya 表題 Metal-Assisted Molecular Machinery and Dynamic Nano-Capsules 発表の場 JAPANNANO2007 発表日 2007/2/20 発表者 平岡秀一 表題 ディスク状多座配位子を利用した動的ナノカプセル錯体の構築 発表の場 第56回錯体化学討論会 発表日 2006/9/18 発表者 Shuichi Hiraoka, and Mitsuhiko Shionoya 表題 Metal-Assisted Molecular Machinery and Dynamic Nano-Capsules 発表の場 International COE Symposium for young Scientists on Frontiers of Molecular Science 発表日 2006/8/26 発表者 田中貴章・合田光芳・平岡秀一・城始勇・塩谷光彦 表題 金属イオン間の静電的相互作用を利用したディスク状多座配位子上への異種金属イオンの二次元精密配列化 発表の場 第一回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2006/5/29 発表者 原野幸治・平岡秀一城始勇・小澤芳樹・安田伸広・鳥海幸四郎・塩谷光彦 表題 金属錯体型ナノカプセルの定量的自己集合および動的構造変換 発表の場 第一回ホスト・ゲスト化学シンポジウム 発表日 2006/5/29 発表者 平岡秀一・田中貴章・城 始勇・塩谷光彦 表題 ディスク状多座配位子と銀(I)イオンを利用した分子ダブルボールベアリングの構築 発表の場 日本化学会第86春季年会 発表日 2006/03/29 【特許】 発明の 名称   出願番号   発明者   出願人   【受賞】 賞の名称 平成21年度野副記念奨励賞 団体機関 基礎有機化学討論会組織委員会 タイトル ディスク状分子が拓く動的自己集合性分子システム 受賞日 2009/9/30 賞の名称 平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 団体機関 文部科学省 タイトル 超分子化学分野における機能性動的多核錯体システムの研究 受賞日 2009/4/6 賞の名称 平成18年度錯体化学会研究奨励賞 団体機関 錯体化学会 タイトル ディスク状多座配位子を利用した動的ナノカプセル錯体の構築 受賞日 2006/9/17 ▲ページトップ Copyright (C) 2005 Structure Control and Function. 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