さきがけニュース
「生体分子の形と機能」領域

「生体分子の形と機能」領域 木下賢吾 研究者
タンパク質分子表面の形状と物性のデータベースeF-siteが
日経サイエンス「特集プロテオミックス」で紹介されました


 戦略的創造研究推進事業「生体分子の形と機能」研究領域(研究総括:郷 信広)における研究テーマの一環として、木下賢吾研究者(平成13年度採択)等による「タンパク質分子表面の形状と物性のデータベース(eF-site)」が日経サイエンスの特集プロテオミックス(2002年7月号)で紹介されました。

 タンパク質はその立体構造を利用してさまざまな機能を発揮しています。そのため原理的には構造をみればそのタンパク質が担う機能がわかるはずです。そこで、機能未知タンパク質でもその立体構造を解析することにより、機能を同定する方法の開発が進められています。そこで有望な方法として、タンパク質の立体構造の一つの表現である分子表面に着目した方法の開発を行っている木下賢吾研究者が構築したデータベースであるeF-siteデータベース(http://www.pdbj.org/eF-site/)が注目されています。


氏  名 木下 賢吾(きのした けんご)
所  属 「生体分子の形と機能」領域(URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/complete/biomolpresto/
研究期間 2001年12月〜2004年11月
研究課題 たんぱく質の構造機能相関を利用した構造からの機能予測法
所  属 大阪大学蛋白質研究所(助教授)
Email kinosita@protein.osaka-u.ac.jp

【関連URL】

[研究者ページ] http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/complete/biomolpresto/sub44.html
http://www.protein.osaka-u.ac.jp/rcsfp/pi/


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