戦略的創造研究推進事業「生体分子の形と機能」研究領域(研究総括:郷 信広)における研究テーマの一環として、木下賢吾研究者(平成13年度採択)等による「タンパク質分子表面の形状と物性のデータベース(eF-site)」が日経サイエンスの特集プロテオミックス(2002年7月号)で紹介されました。
タンパク質はその立体構造を利用してさまざまな機能を発揮しています。そのため原理的には構造をみればそのタンパク質が担う機能がわかるはずです。そこで、機能未知タンパク質でもその立体構造を解析することにより、機能を同定する方法の開発が進められています。そこで有望な方法として、タンパク質の立体構造の一つの表現である分子表面に着目した方法の開発を行っている木下賢吾研究者が構築したデータベースであるeF-siteデータベース(http://www.pdbj.org/eF-site/)が注目されています。
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