「生体分子の形と機能」領域
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研究者と研究課題

2種のプロスタグランジン合成酵素の
構造解析と医薬品への応用」

ヒト由来造血器型プロスタグランジン(PG)D合成酵素は、肥満細胞において、アレルギー情報伝達物質としてPGDを合成する。一方、トリパノソーマ由来PGF合成酵素は、ツェツェバエによって感染した.トリパノソーマが血液中で、子宮平滑筋の収縮作用を持つPGFを合成する。本研究では、新規抗アレルギー剤およびアフリカ睡眠病の特効薬を開発するために、両PG合成酵素のX線結晶構造を基にしたドラッグデザインを行う。

井上 豪

 大阪大学大学院
工学研究科 助教授

(同上 講師)