影山 龍一郎 (かげやま りょういちろう)
京都大学ウイルス研究所 教授
細胞の増殖や分化過程では、多くの遺伝子が正しいタイミングで機能しますが、その時間を計る生物時計の実体はよくわかっていません。
転写因子Hes1やHes7が短周期の生物時計として働くこと、短周期発現リズムを刻む遺伝子が他にも多く存在することは明らかになりましたが、その全体像は不明です。
本研究では、数理モデルの構築と検証を行い、短周期リズムを刻む遺伝子動態の分子基盤とリズム形成の意義を明らかにします。
ホームページURL: http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/Lab/Kageyama/index.html