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平成19年度 研究代表者・課題

バイオメディカルフォトニックLSIの創成

太田 淳
太田 淳
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 教授
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 フォトニクス技術とLSI(大規模集積回路)技術を融合し,バイオ・医療への適用を可能とする新しいバイオメディカルフォトニックデバイスの創成を目指します。 光デバイス,バイオ,脳神経外科の各研究者の共同により,光の特徴を最大限に活かしたフォトニックLSIデバイスの新たな可能性を示し,脳科学分野への展開,パーキンソン病やてんかんなど脳の機能的疾患への臨床応用開拓までを見据えた研究を推進します。


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共同研究者

    
塩坂 貞夫 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 教授
加藤 天美 近畿大学 医学部脳神経外科 教授
岩田 幸一 日本大学 歯学部 教授

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超伝導による連続THz波の発振と応用

門脇 和男
門脇 和男
筑波大学 大学院数理物質科学研究科物性・分子工学専攻 教授
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 高温超伝導体は、超伝導を担うCuO2層からなる原子レベルのジョセフソン接合を内包しており、それらが多数積層し結晶を形成している。 この結晶内のジョセフソン接合すべてに同期したジョセフソンプラズマを励起することで、連続でコヒーレント、かつ強力な単色レーザーTHz光の発振にごく最近、成功しました。この発振現象は超伝導による初の固有ジョセフソンレーザー(SIIJ LASER)と考えられ、この新現象の物理的な機構の解明とともに、更に強力なTHz波を得るための技術開発を行います。 また、このTHz波を用いて物質の分光も行います。


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共同研究者

古月 暁 物質材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 主任研究者

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光合成初期反応のナノ空間光機能制御

橋本 秀樹
橋本 秀樹
大阪市立大学 複合先端研究機構 教授
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 構造を改変した光合成色素蛋白超分子複合体を、ナノ空間において自在に配列させた、人工光合成膜試料を作成し、超高速時間分解コヒーレント分光および時間分解顕微分光を用いた励起エネルギー移動の実時間計測と広い周波数領域でのフォノン物性の測定を行い、 統括的な励起エネルギー移動メカニズムの解明及びデバイスとしての利用指針を確定することで、21世紀をリードするバイオナノテクノロジーの基盤技術形成を促進します。


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共同研究者

南後 守 名古屋工業大学 大学院工学研究科物質工学専攻 教授
吉澤 雅幸 東北大学 大学院理学研究科物理学専攻 教授

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230-350nm帯InAlGaN系深紫外高効率発光デバイスの研究

平山 秀樹
平山 秀樹
独立行政法人理化学研究所 平山量子光素子研究室 主任研究員
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 波長が230-350nm帯の深紫外高輝度LED・深紫外半導体レーザは、医療、殺菌・浄水、生化学産業、高演色LED照明、高密度光記録、公害物質の高速浄化、各種情報センシング等の幅広い分野への応用が考えられその実現が大変期待されています。 本研究では深紫外発光素子実現のため、窒化物InAlGaN系半導体の結晶成長技術を開拓し、230-350nm帯深紫外高効率LED、半導体レーザを実現します。


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共同研究者

    
鎌田 憲彦 埼玉大学 大学院理工学研究科・物質科学研究部門 教授
益子 信郎 情報通信研究機構 総合企画部 部長

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アダプティブパワーフォトニクスの基盤技術

宮永 憲明
宮永 憲明
大阪大学 レーザーエネルギー学研究センター 教授
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 高出力超短パルスレーザー光がもつ潜在能力を極限まで引き出すことにより、レーザー光と物質との相互作用を多様かつ高精度に制御することが可能となります。 そのために、半導体レーザー励起固体レーザーによる光パラメトリック増幅を基盤として出力30TW級の数サイクルレーザーを開発し、世界的に競争力のある基幹装置として利用研究に供していきます。 さらに、時間的・空間的位相制御や偏光分布制御技術を取り入れ、アダプティブな制御機能を有するパワーフォトニクスの基盤技術をまとめ上げます。


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共同研究者

山川 考一 日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 研究主幹
川嶋 利幸 浜松ホトニクス株式会社 開発本部 大出力レーザー開発部 グループ長代理
藤田 雅之 公益財団法人レーザー技術総合研究所 研究部 主席研究員

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