研究領域「電子・光子等の機能制御」事後評価（課題評価）結果

１．研究領域の概要: 電子や光子等の静的、動的特性を制御することで、新しい機能を発現しうる技術の可能性を探索する研究を対象とするものです。具体的には、信号の発生、増幅、処理、変換等の機能を発現させるための物理的、化学的メカニズムや、その実現に向けた技術的可能性の探索を行う研究等が含まれる。特に、界面を含む物質内部、表面における電子や光子等に関する量子力学的現象の発見、解明、利用およびその具体化のための材料、構造作成技術の研究等が含まれます。

２．事後評価の概要

２－１．評価対象研究代表者及び研究課題

（１）青柳克信（東京工業大学大学院総合理工学研究科教授）

　量子相関機能のダイナミクス制御

（２）伊原英雄（産業技術総合研究所超伝導材料グループリーダー）

　　　田中康資（産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門主任研究員）

　　　（伊原英雄研究代表者急逝に伴い、平成14年3月29日以降研究代表代行者として継続して研究を実施した）

　最高性能高温超伝導材料の創製

（３）川原田洋（早稲田大学理工学部電気・情報生命工学科教授）

　表面吸着原子制御による極微細ダイヤモンドデバイス

（４）平山祥郎（日本電信電話（株）物性科学基礎研究所部長）

　相関エレクトロニクス

（５）鳳紘一郎（東京大学大学院新領域創成科学研究科教授）

　量子スケールデバイスのシスレムインテグレーション

２－２．実施時期: 平成１５年１２月２６日（伊原チーム）
平成１６年１月６日（川原田チーム）
平成１６年１月８日（青柳チーム）
平成１６年１月２３日（鳳チーム）
平成１６年１月２７日（平山チーム）

２－３．評価者

研究総括


菅野卓雄	学校法人東洋大学理事長

領域アドバイザー