研究代表者 | 藤木 幸夫 | 九州大学大学院理学研究院 教授 |
主たる研究参加者 | 三原 勝芳 | 九州大学大学院医学研究院 教授 |
伊藤 明夫 | 九州大学大学院理学研究院 教授 | |
池原 征夫 | 福岡大学医学部 教授 | |
姫野 勝 | 九州大学大学院薬学研究院 教授 |
@ | 小胞接着因子p115の機能はリン酸化によって調節されている。すなわち、N末端側で小胞膜に結合した非リン酸化型のp115は、タ−ゲット膜(ゴルジ膜)に到達すると、C末端側でレセプタ−(GM130)と結合すると同時に、C末端のSer-942がリン酸化されることによってゴルジ膜から遊離される。 |
A | アラキドン酸代謝阻害剤Nordihydroguaiaretic acidは、ゴルジ膜からp115を速やかに遊離させることによって小胞輸送をブロックし、ゴルジ体の解体とゴルジ膜タンパク質の小胞体への再分布を起こす。 |
B | ゴルジ体重槽構造の維持に、膜貫通型のGCP372(giantin)及び膜表在性のGCP170が関与している。GCP372がゴルジ体に局在するためにはC末端約100残基のアミノ酸配列が必須であり、一方、GCP170のゴルジ局在化シグナルはN末端側の約100残基の配列に存在する。さらに、GCP372と特異的に結合する。 |
Cell | 1報 |
Nature Genetics | 1報 |
Nature | 1報 |
Mol. Cell | 1報 |
EMBO J. | 2報 |
J. Cell. Biol. | 2報 |
Gastroenterology | 1報 |
Am. J. Hum. Genet. | 4報 |
Proc. Natl. Acad. Sci. USA | 3報 |
Development | 1報 |
Mol. Cell. Biol. | 4報 |