公募情報
平成20年度「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」に関する研究開発提案の公募について
2008年6月16日公募締め切りました。
公 募 期 間: 2008年5月13日(火)〜2008年6月16日(月)17時 |
公 募 分 野: e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発 |
「次世代IT基盤構築のための研究開発」は、平成17年度から19年度まで、我が国のスーパーコンピューティング技術がペタフロップス超級を目指し、世界最高水準で発展し続けるとともに、「いつでも、どこでも」「安全、安心」かつ「快適」なユビキタス社会を世界に先がけて実現するための基盤技術の確立を目指して、「将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発」、「革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」及び「安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発」の3領域について研究開発を行いました。
平成19年度からは更に、「高機能・超低消費電力コンピューティングのためのデバイス・システム基盤技術の研究開発」、「革新的実行原理に基づく超高性能データベース基盤ソフトウェアの開発」及び「ソフトウェア構築状況の可視化技術の開発普及」の3領域を追加し、研究を推進しています。
今回新たに、規模も処理能力も異なるコンピュータを組織や階層をまたいで効率的・効果的に利用するための「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」の領域について、委託事業として公募が開始されました。
具体的には、以下のようなテーマに関して、大学等が有する研究ポテンシャルを活用して、他大学との共同研究体制及び産業界との連携体制を構築し、4年以内の期間で実施する研究開発課題の提案を募集します。
尚、国内の産学官の研究開発機関・組織を対象とします。国立試験研究機関(一般会計の機関)、研究者個人は対象となりません。
平成19年度からは更に、「高機能・超低消費電力コンピューティングのためのデバイス・システム基盤技術の研究開発」、「革新的実行原理に基づく超高性能データベース基盤ソフトウェアの開発」及び「ソフトウェア構築状況の可視化技術の開発普及」の3領域を追加し、研究を推進しています。
今回新たに、規模も処理能力も異なるコンピュータを組織や階層をまたいで効率的・効果的に利用するための「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」の領域について、委託事業として公募が開始されました。
具体的には、以下のようなテーマに関して、大学等が有する研究ポテンシャルを活用して、他大学との共同研究体制及び産業界との連携体制を構築し、4年以内の期間で実施する研究開発課題の提案を募集します。
尚、国内の産学官の研究開発機関・組織を対象とします。国立試験研究機関(一般会計の機関)、研究者個人は対象となりません。
テーマ①:高生産・高性能計算機環境実現のためのシステムソフトウェアの研究開発
計算機を利用した研究開発においては、多くの場合、まず研究室レベルのPCクラスタ等で小規模の研究が行われ、その研究成果を基にして、より大規模な問題に移行していきます。この移行の際に、研究室レベルのPCクラスタ上で開発されたアプリケーションを書き換えることなく、スーパーコンピュータ等で最適に実行できることが求められています。
しかしながら、現在、スーパーコンピュータの主流となっている分散メモリ型の並列システムに対応したコンパイラやライブラリ等のシステムソフトウェアの開発が遅れているため、アプリケーションを小規模問題から大規模問題に移行する際、並列処理に関する深い知識や、スーパーコンピュータの性能を引き出す豊富なノウハウが必要とされます。
本研究開発では、このようなコンピュータに関する高度な専門知識等を有しないものの、研究目的でコンピュータを利用しようとする研究者が、研究室レベルのPCクラスタ等で開発したアプリケーションソフトウェアを、計算規模(実験規模)の拡大に応じて、スーパーコンピュータでも円滑に実行できるようにするためのシステムソフトウェアを開発し、研究者及び産業界への普及を図ります。
しかしながら、現在、スーパーコンピュータの主流となっている分散メモリ型の並列システムに対応したコンパイラやライブラリ等のシステムソフトウェアの開発が遅れているため、アプリケーションを小規模問題から大規模問題に移行する際、並列処理に関する深い知識や、スーパーコンピュータの性能を引き出す豊富なノウハウが必要とされます。
本研究開発では、このようなコンピュータに関する高度な専門知識等を有しないものの、研究目的でコンピュータを利用しようとする研究者が、研究室レベルのPCクラスタ等で開発したアプリケーションソフトウェアを、計算規模(実験規模)の拡大に応じて、スーパーコンピュータでも円滑に実行できるようにするためのシステムソフトウェアを開発し、研究者及び産業界への普及を図ります。
テーマ②:計算資源等の効率的な利用を実現するためのグリッドソフトウェアの研究開発
異なる組織や遠隔地の研究者が、データやソフトウェアを共有して共同研究を行おうとする場合に、PCクラスタやスーパーコンピュータ等の間のデータ共有や計算資源の効率的かつ柔軟な活用、及び実験装置の共用等を容易に行えることが求められています。
そのためには、様々なコンピュータ等の間で、効率的かつ柔軟に、シミュレーションソフトウェアの実行や、膨大な実験データの利用及び解析などを可能とするグリッド環境の整備が不可欠です。
本研究開発では、研究室レベルのPCクラスタからスーパーコンピュータまでの様々なコンピュータや実験装置、基盤的ソフトウェア、及びデータベース等を超高速ネットワーク上で共有できる環境を構築するためのグリッドソフトウェアを開発し、研究者及び産業界への普及を図ります。
そのためには、様々なコンピュータ等の間で、効率的かつ柔軟に、シミュレーションソフトウェアの実行や、膨大な実験データの利用及び解析などを可能とするグリッド環境の整備が不可欠です。
本研究開発では、研究室レベルのPCクラスタからスーパーコンピュータまでの様々なコンピュータや実験装置、基盤的ソフトウェア、及びデータベース等を超高速ネットワーク上で共有できる環境を構築するためのグリッドソフトウェアを開発し、研究者及び産業界への普及を図ります。
公募要領・申請様式
問い合わせ先 <制度に関するお問い合わせ先> 文部科学省 研究振興局 情報課 担当:野々村、島津 TEL:03-6734-4286(直通) E-mail: <書類作成・提出に関するお問い合わせ先> 独立行政法人 科学技術振興機構 研究振興支援業務室 担当:橋本 TEL:03-5214-7990(代表) |