公募情報
「元素戦略プロジェクト」に関する研究開発課題の募集について
2007年4月16日公募締め切りました。
公募期間: | 2007年3月1日〜2007年4月16日 |
公募分野: | 元素戦略プロジェクト |
平成19年3月1日
文部科学省 研究振興局 基礎基盤研究課
ナノテクノロジー・材料開発推進室
文部科学省 研究振興局 基礎基盤研究課
ナノテクノロジー・材料開発推進室
文部科学省と経済産業省は、平成19年度よりそれぞれ「元素戦略プロジェクト」及び「希少金属代替材料開発プロジェクト」を開始します。
両プロジェクトは、「第3期科学技術基本計画」の重点推進4分野のひとつである「ナノテク・材料分野」に列挙される「戦略重点科学技術」のうち、「資源問題解決の決定打となる希少資源・不足資源代替材料革新技術」の研究開発に位置付けられるものです。
文部科学省と経済産業省では、この研究領域に対し、基礎から実用化まで広範囲に展開できる支援体制を確立して効果的な研究開発を実施するため、下記のとおり公募段階から連携を取って進めることとしています。
各プロジェクトの受託を希望する研究機関・企業等は、公募要領をご参照のうえ、
「元素戦略プロジェクト」(文部科学省実施事業)
「希少金属代替材料開発プロジェクト」(経済産業省実施事業)
のいずれかにご応募いただきますよう、お願いいたします。
両プロジェクトは、「第3期科学技術基本計画」の重点推進4分野のひとつである「ナノテク・材料分野」に列挙される「戦略重点科学技術」のうち、「資源問題解決の決定打となる希少資源・不足資源代替材料革新技術」の研究開発に位置付けられるものです。
文部科学省と経済産業省では、この研究領域に対し、基礎から実用化まで広範囲に展開できる支援体制を確立して効果的な研究開発を実施するため、下記のとおり公募段階から連携を取って進めることとしています。
各プロジェクトの受託を希望する研究機関・企業等は、公募要領をご参照のうえ、
「元素戦略プロジェクト」(文部科学省実施事業)
「希少金属代替材料開発プロジェクト」(経済産業省実施事業)
のいずれかにご応募いただきますよう、お願いいたします。
1.スケジュール等(両省共通)について
応募期間 平成19年3月1日(木)から4月16日(月)17:00迄
(他省枠への再申請期限:平成19年4月23日(月)17:00迄) | |
両省合同公募説明会 | 平成19年3月15日(木)14:00〜16:00 |
場所:経済産業省講堂(本館地下2階) | |
〒100−8901東京都千代田区霞が関1−3−1 | |
地図:http://www.meti.go.jp/intro/data/a720001j.html | |
文部科学省・経済産業省の採択結果の公表 平成19年6月を予定 |
2.「元素戦略プロジェクト」及び「希少金属代替材料開発プロジェクト」について
「元素戦略プロジェクト」(文部科学省実施事業)について
物質・材料を構成し、その機能・特性を決定する元素の役割・性格を研究し、物質・材料の機能・特性の発現機構を明らかにすることで、希少元素や有害元素を使うことなく、高い機能をもった物質・材料を開発することを目的とします。
具体的には、(ア)豊富で無害な元素による代替材料の研究、(イ)戦略元素の有効機能の高度活用、(ウ)元素有効利用のための実用材料設計技術、という研究の切り口が考えられます。
このプロジェクトにおいては、5年の研究期間の終了後に、実用化に向けた研究段階に移行することを目標として、基礎的・基盤的な研究を推進することとします。
このため、研究成果は高い目標を掲げることとし、完全代替技術の開発や使用量の大幅低減などを目指すことを原則とします。
なお、経済産業省のプロジェクトにおいては、具体的に3つの元素を特定して研究を推進することとしておりますが、より基盤的で完全代替や使用量の大幅削減を目指す研究であるならば、本プロジェクトにおいても対象となり得ます。
(詳細については、文部科学省実施事業「元素戦略プロジェクト」の公募案内をご確認ください。)
物質・材料を構成し、その機能・特性を決定する元素の役割・性格を研究し、物質・材料の機能・特性の発現機構を明らかにすることで、希少元素や有害元素を使うことなく、高い機能をもった物質・材料を開発することを目的とします。
具体的には、(ア)豊富で無害な元素による代替材料の研究、(イ)戦略元素の有効機能の高度活用、(ウ)元素有効利用のための実用材料設計技術、という研究の切り口が考えられます。
このプロジェクトにおいては、5年の研究期間の終了後に、実用化に向けた研究段階に移行することを目標として、基礎的・基盤的な研究を推進することとします。
このため、研究成果は高い目標を掲げることとし、完全代替技術の開発や使用量の大幅低減などを目指すことを原則とします。
なお、経済産業省のプロジェクトにおいては、具体的に3つの元素を特定して研究を推進することとしておりますが、より基盤的で完全代替や使用量の大幅削減を目指す研究であるならば、本プロジェクトにおいても対象となり得ます。
(詳細については、文部科学省実施事業「元素戦略プロジェクト」の公募案内をご確認ください。)
「希少金属代替材料開発プロジェクト」(経済産業省実施事業)について
インジウム、ディスプロシウム、タングステン等の希少金属については、これからの成長分野である情報家電、ロボット、電池等の新たな産業分野の拡大により需要が増大する見込みです。しかし、一般的に特定産出国への依存度が高いこのような希少金属については、市場メカニズムが必ずしもうまく機能しない可能性を有し、その供給リスクは経済成長の制約要因となり得ます。そこで、本プロジェクトでは、非鉄金属資源の安定供給確保に向けた戦略の一部として代替/使用量低減技術を開発します。
具体的には、5年後を目処に、社会的要請の高い透明電極向けインジウム(In)、希土類磁石向けディスプロシウム(Dy)、超硬工具向けタングステン(W)を対象として、実用化可能なテーマを実施します。(詳細については、経済産業省実施事業「希少金属代替材料開発プロジェクト」の公募案内をご確認ください。)
インジウム、ディスプロシウム、タングステン等の希少金属については、これからの成長分野である情報家電、ロボット、電池等の新たな産業分野の拡大により需要が増大する見込みです。しかし、一般的に特定産出国への依存度が高いこのような希少金属については、市場メカニズムが必ずしもうまく機能しない可能性を有し、その供給リスクは経済成長の制約要因となり得ます。そこで、本プロジェクトでは、非鉄金属資源の安定供給確保に向けた戦略の一部として代替/使用量低減技術を開発します。
具体的には、5年後を目処に、社会的要請の高い透明電極向けインジウム(In)、希土類磁石向けディスプロシウム(Dy)、超硬工具向けタングステン(W)を対象として、実用化可能なテーマを実施します。(詳細については、経済産業省実施事業「希少金属代替材料開発プロジェクト」の公募案内をご確認ください。)
3.公募に関する文部科学省と経済産業省の連携について
両プロジェクトについては、基礎から実用化まで展開できる支援体制を確立し、効果的な研究開発を実施するため、両省は連携して事業を行います。公募についても両省連携の下で実施します。提案者は、文部科学省実施事業「元素戦略プロジェクト」及び、経済産業省実施事業「希少金属代替材料開発プロジェクト」の公募案内をご参照頂き、ご自身の提案内容が合致していると思われるどちらか一方のプロジェクトにご応募下さい。
文部科学省及び経済産業省は、頂いた提案について、情報を共有します。さらに、この両者で協議した結果、提案内容が、応募いただいたプロジェクトの主旨と異なり、他の一方のプロジェクトの主旨に合致すると思われる場合など、必要があれば提案者に申請枠について助言するとともに、他省枠に再申請して頂く機会を設けます。ただし、最終的な再申請の判断は各提案者に委ねられています((注)再申請する場合、提案を書き直す期間は短期間になりますので、ご留意ください。)。
提案の振り分けが終了した後、各省にて審査を行いますが、最終結果は両省合同で発表します。
文部科学省及び経済産業省は、頂いた提案について、情報を共有します。さらに、この両者で協議した結果、提案内容が、応募いただいたプロジェクトの主旨と異なり、他の一方のプロジェクトの主旨に合致すると思われる場合など、必要があれば提案者に申請枠について助言するとともに、他省枠に再申請して頂く機会を設けます。ただし、最終的な再申請の判断は各提案者に委ねられています((注)再申請する場合、提案を書き直す期間は短期間になりますので、ご留意ください。)。
提案の振り分けが終了した後、各省にて審査を行いますが、最終結果は両省合同で発表します。
「希少金属代替材料開発プロジェクト」(経済産業省実施事業)
http://www.meti.go.jp/information/data/c70301aj.html
http://www.meti.go.jp/information/data/c70301aj.html