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領域 【領域横断・サイバー空間・バイオ】

研究開発構想（プロジェクト型）新しいウィンドウで開きます

耐熱超合金の高性能化・省レアメタル化に向けた技術開発及び革新的な製造技術開発

プログラム・ディレクター（PD）：中島 英治（国立高等専門学校機構 理事）


 【 公募枠：（１）拠点研究開発 】 
研究開発課題名 次世代省レアメタル耐熱超合金の設計と積層造形及び再利用技術の革新（仮称）
研究代表者 渡邊　誠
研究代表機関・役職 物質・材料研究機構 構造材料研究センター　副センター長
研究開発概要 航空機エンジンなどの高温高圧タービン部で用いられる従来の耐熱超合金では、耐用温度向上に不可欠なレアメタルを他国に依存しています。そこで本研究開発では、自動高速実験に基づく「データ駆動型設計」で、レアメタルフリーあるいは含有量を抑制した新規超合金を開発します。さらに超合金の「複雑冷却構造」と「使用環境適合型組織」を実現する3次元積層造形技術や、直接完全リサイクル技術※を確立し、国際競争力と技術的優位性の強化を図ります。
※レアメタルを含む構成元素を個別に精錬・抽出する従来の手法ではなく、部材をそのまま再利用することが可能となるようなリサイクル技術。
 【 公募枠：（２）加工技術に係わる要素技術開発（フィージビリティスタディ） 】 
研究開発課題名 マルチマテリアル・レーザDED精密造形による耐熱超合金の形状・構造制御に関する研究開発（仮称）
研究代表者 廣瀬　伸吾
研究代表機関・役職 産業技術総合研究所 製造基盤技術研究部門　上級主任研究員
研究開発概要 冷却構造を持つ複雑な航空機エンジン用燃焼器において、材料および結晶構造を制御し、形を自由に設計しその通りに造形するためには、3D金属積層造形は有効な手段です。本研究開発では、インプロセスでの形状測定※やマルチマテリアル（多様な材料）に対応したレーザDED造形機の開発を行います。これにより、狙った結晶構造を狙った形状・位置に造形することを可能にし、耐熱性付与と高強度化、軽量化が求められる耐熱超合金部品の革新的な製造技術の確立を目指します。
※造形プロセスの進行に合わせリアルタイムで行う形状測定。

※研究開発課題名は調整により変更になることがあります。

分科会委員（アドバイザー）

氏名 所属・役職
乾　晴行 京都大学 大学院工学研究科　教授
今野　晋也 SamuraiModeler　代表
榎　学 東京工科大学 片柳研究所　教授
岡部　徹 東京大学 生産技術研究所　教授
竹山　雅夫 東京科学大学 物質理工学院　特任教授
中島　邦彦 九州大学 大学院工学研究院　教授
錦織　貞郎 大阪大学 大学院工学研究科　招聘教授

採択に関するお問い合わせ

国立研究開発法人科学技術振興機構　先端重要技術育成推進部
公募担当　E-mail： k-programatjst.go.jp