課題情報
領域 【海洋】
研究開発構想(個別研究型)
海中作業の飛躍的な無人化・効率化を可能とする海中無線通信技術
プログラム・オフィサー(PO):春山 真一郎(慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究所 顧問)
【 公募枠:(1)エリア構築型 】
研究開発課題名 | OCCアシスト適応型マルチアクセス水中光ワイヤレス通信技術(仮称) |
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研究代表者 | 鈴木 謙一 |
研究代表機関・役職 | 株式会社トリマティス 代表取締役 |
研究開発概要 | 本研究開発では、水中環境に応じて波長、伝送速度および変調方式を変えて安定した通信を行う「適応型水中光ワイヤレス通信方式」と、複数の水中機器と同時に通信が行える「水中マルチアクセス通信方式」および水中カメラ通信(OCC)による指向性制御技術と連携して行う水中光軸制御技術による「OCCアシスト適応型マルチアクセス通信技技術」の検討を行います。併せて、これらを使った水中モニタリングネットワークの構築を行い、各種センサーにより取得する水中データのリアルタイムモニタリングの実現を目指します。 |
研究開発課題名 | 浅海域で利用可能な可視光LED光源を用いた水中セルラ光無線通信技術の研究開発(仮称) |
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研究代表者 | 福田 憲由 |
研究代表機関・役職 | 京セラ株式会社 研究開発本部 課責任者 |
研究開発概要 | 本研究開発では、洋上風力発電設備設置保守作業の無人化・効率化を目指し、海中無線通信システムの開発に焦点を当てます。具体的には、光通信チャネルモデルの構築、シングルおよびマルチアクセスポイント構成のシステム開発、環境影響評価、航路制御の研究開発を行います。これにより、外乱の影響を緩和し、指向性の課題を解決し、沿岸域での安定した双方向通信の実現を目指します。 |
【 公募枠:(2)遠距離トラッキング型 】
研究開発課題名 | 浅海域で利用可能なGaN系レーザーを用いたトラッキング型海中無線通信技術の研究開発(仮称) |
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研究代表者 | 福田 憲由 |
研究代表機関・役職 | 京セラ株式会社 研究開発本部 課責任者 |
研究開発概要 | 本研究開発では、洋上風力発電設備の設置や保守作業の無人化・効率化を目指し、遠距離トラッキング型海中無線通信システムの開発に焦点を当てます。具体的には、光通信チャネルモデルの構築、遠距離トラッキング技術の開発、水中ロボット用通信機の開発、環境影響評価、進入航路制御システムの基礎検討を行います。これにより、高解像度映像の遅延なく安定した双方向通信を実現し、大陸棚での安定した通信を可能とすることを目指します。 |
※研究開発課題名は調整により変更になることがあります。
分科会委員(アドバイザー)
氏名 | 所属・役職 |
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浦 環 | 株式会社ディープ・リッジ・テク 代表取締役 |
久保 博嗣 | 立命館大学 理工学部 教授 |
長谷川 浩 | 名古屋大学 大学院工学研究科 教授 |
日野 亮太 | 東北大学 大学院理学研究科 教授 |
水野 勝紀 | 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 |
山里 敬也 | 名古屋大学 教養教育院 教授 |
採択に関するお問い合わせ
国立研究開発法人科学技術振興機構 先端重要技術育成推進部
公募担当 E-mail: k-programjst.go.jp