産学共同シーズイノベーション化事業(育成ステージ)[平成22年度終了課題]について、プログラムディレクター・プログラムオフィサー制度のもと課題毎に事後評価を実施しましたので、下記の通り報告します。
1.事後評価の趣旨
産学共同シーズイノベーション化事業は大学・公的研究機関等の基礎研究に着目し、産業界の視点からシーズ候補を顕在化させ、大学・公的研究機関等と産業界との共同研究によってイノベーションの創出に繋げることを目的としています。本事業の育成ステージでは、産業界の視点で顕在化されたシーズの実用性を検証するために、産学共同で本格的な研究開発を行うものです。
今回の事後評価は、終了した課題毎に、イノベーション創出に向けた技術シーズの育成状況、実用性等を明らかにし、今後の成果の展開および事業運営の改善に資することを目的として、「産学共同シーズイノベーション化事業の課題評価の方法等に関する達」(平成22年3月24日 平成22年達第53号)に基づき実施したものです。
2.評価対象課題
育成ステージ5課題[平成22年度終了課題(平成19年度採択課題)]
3.評価者一覧
金田 三郎 | 元株式会社富士通ビーエスシー 技術顧問 |
谷田 清一 | 元武田薬品工業株式会社 医薬探索センター 所長 |
植田 敏嗣 | 早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 教授 |
西川 寿子 | 元三菱マテリアル株式会社 技師長 |
4.評価結果(以下に記載)
No. | 課題名 | シーズ育成プロデューサー 所属機関名 |
研究リーダー 所属機関名 |
事後評価結果 (PDFファイル) |
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1 | 高精度心臓シミュレータと超並列コンピュータ技術によるテーラーメード医療システムの実用化研究 | 富士通株式会社 | 東京大学 | (18KB) |
2 | ビフィズス菌を用いた抗がん剤プラットフォーム技術の開発 | 株式会社アネロファーマ・サイエンス | 信州大学 | (15KB) |
3 | 原発緑内障の発症前診断法・予後予測法の分子診断基盤技術開発と薬物標的分子の同定 | 参天製薬株式会社 | 京都府立医科大学 | (17KB) |
4 | ステア・バイ・ワイヤ用FeGa(Galfenol)力センサの開発 | 並木精密宝石株式会社 | 弘前大学 | (17KB) |
5 | 「高品位単結晶窒化アルミニウム基板の開発」− 深紫外発光ダイオード実現のキーマテリアル − | 株式会社トクヤマ | 東京農工大学 | (17KB) |