イベント関連情報 お知らせ Information

オープニング

パネリスト紹介

パネル討論
パネリスト:
喜連川 優 教授  (東京大学 生産技術研究所)
永井 良三 学長  (自治医科大学)
米田 健 部長   (三菱電機)
原田 博司 教授  (京都大学 工学部)
田野倉 保雄 編集長(日経ものづくり)
小谷 卓也 編集長 (日経BP社 日経デジタルヘルス)
モデレーター:
河井 保博 所長(日経BP総研 クリーンテック研究所)

司会: まず初めにパネリストの皆様をご紹介させていただきます。
『日経ものづくり』・田野倉保雄編集長、『日経デジタルヘルス』・小谷卓也編集長、自治医科大学・永井良三学長、東京大学・喜連川優教授、三菱電機・米田健部長、京都大学・原田博司教授、そしてモデレータは日経BP総研クリーンテック研究所・河井保博所長にお願いいたします。
それではここからの進行は河井様にお任せいたします。それでは河井様よろしくお願いいたします。
(以下 敬称略)
河井: 皆さん、こんにちは。今日プログラムの最後になりますが、パネルディスカションをさせていただきます。
私について今ご紹介頂きました日経BP総研というところですが、日経BP社のなかで新しく総研部門というのを作っていまして、シンクタンクみたいなイメージだと思っていただければ結構です。そのなかに細かく専門の研究所としては8つほどありますが、私は、そのうちの1つ、クリーンテック研究所というところにいます。
総研は何をしているかというと、今日もいくつかお話がありましたが、ソサエティー5.0など社会課題の解決に向けた取り組み、というのを大きなテーマとして捉えています。それに向けた調査、事業をやりたいという方々のコンサルティング・ご支援のようなことをしています。
今日はモデレータとして、ここに出させていただいております。
まだ登壇していない日経BPからの2人、メディアとして出ていますので、一言ずつ自己紹介をしてもらってもいいですか、では小谷さんから。
小谷: こんにちは、『日経デジタルヘルス』の小谷と申します。
私は『日経デジタルヘルス』という、基本ウェブサイトを中心としたメディアに携わっています。『デジタルヘルス』という名前ですが、実は我々が6年前ぐらいに、日経BPのなかで『デジタルヘルスオンライン』というウェブサイトは、当時まだ会社に認められてないなかで、ちょっと裏サイト的に作ったというのが始まりで、そのときそのデジタルヘルスっていう言葉を立ち上げました。
それからもう6年経って、最近では『デジタルヘルス』という名前を冠する会社が出てきたり、あるいは『そのデジタルヘルス』という名前を使ったいろいろなシンポジウムが出てきています。要は、医療、ヘルスケア、介護の領域のイノベーション、そういったものを追いかけているメディアになります。そういった意味では、今日の大きなテーマになっている、データを活用するというのは1つのイノベーションです。
これを使ってどう医療、ヘルスケアの領域を変えていくかということで、私自身も実は去年、パネル討論に参加させていただき、昨年のこの場の様子を『日経デジタルヘルス』のウェブサイトに掲載させていただきました。
やはり読者からの非常に関心が高いということがわかりましたので、そういった意味でちょっと注目をしているプロジェクトでもありました。引き続きよろしくお願いします。
河井: はい、田野倉さん、お願いします。
田野倉: 『日経ものづくり』の田野倉と申します。
『日経ものづくり』は、月刊誌で、いわゆる製造業・ものづくりに関わっている 技術者の方々に向けて、技術的な情報をお送りしている媒体です。いろいろなテーマはあるけれども、工場というものをずっと以前から追いかけていまして、かつては、自動車を、例えば、自動車を作るときにはどうやって加工しているのか、どうやって板金加工しているのか、というようなことを中心に追っていました。
現在、そういったことももちろん追っているのですけど、ここ数年、IoTや、今日も出てくるスマートファクトリであるとか、マス・カスタマイゼーションとか、そういったことを、どうやっているのかということも、非常に読者の関心も高まっておりまして、年に数回そういったものの特集もやっています。今日のテーマもファクトリということで、ご登壇させていただいていると思っております。よろしくお願いします。
河井: はい、それではよろしくお願いします。
それで、今日は、パネルディスカッションでは、超ビッグデータ・プラットフォームということで、これが実現したとき、どんな社会になっていくのか、とか、それを実現していく、実際に社会に浸透させていく上では、どんな課題があるのか、そのような情報を皆さんとシェアできればいいと思っています。
内容が、ヘルスセキュリティとファクトリセキュリティ、大きく2つに別れているので、順番に、ヘルスセキュリティのほうから進めていきたいと思っています。