01 さまざまな学問と社会とのパイプ役になる魅力
公益性の高い仕事ができること、さまざまな学問と社会とのパイプ役になれることに魅力を感じてJSTに入りました。大学で心理学を学び、リスク認知の研究をした経験から、人間が科学技術に対して、危険とか安全とか、どのように判断するのか、ひいては人間と科学との関係性そのものに関心があったことも志望動機の一つでした。JSTは科学と社会を橋渡しするコミュニケーション事業も手がけているからです。
最初に配属されたのは理数学習推進部です。ここでは中高生を中心とした、次世代の科学技術人材の育成に携わりました。文部科学省が指定するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の推進や、中高生大学の指導を受けて普段の授業では経験できないような研究に取り組むプログラムなどに関わってきました。その後、現在の経営企画部に異動し、今は総括グループの一員として仕事をしています。
