01 自身の「理系×海外」という強みを活かす
新卒で入社した国内のあるメーカーで製品開発を担当していた際、海外の方々と一緒に仕事をする機会が多く、それがとても新鮮で面白く感じました。その経験がきっかけで、海外で仕事がしてみたいと考えるようになり、タイの人材紹介会社に転職し、現地で業務に携わっていました。ところがコロナ禍の影響で帰国を決意。日本で就職活動をする際に、「理系×海外」という自分の強みが活かせる転職先を探し、出会ったのがJSTでした。JSTの事業でとくに関心を持ったのは、国際部が先進国だけでなく、開発途上国が抱える問題を解決するための国際共同研究なども支援していたこと。ちょうど私が住んでいたタイで、日々自分自身が問題だと感じていた、水災害のリスクを低減するための研究を支援していることを知り、グローバルでかつ人々の身近な課題解決にも貢献していることに魅力を感じ、JSTへの入職を決めました。国際部を希望した理由には、異なる文化やバックグラウンドをもつ、さまざまな国の方と働いてみたいという思いもありました。希望通りに配属された部署で担当することになったのが、新規事業の「ASPIRE(先端国際共同研究推進事業)」(2023年度開始)です。そのトライアル公募の段階から、事業の立ち上げに携わることになりました。
