News
最新情報
第2回 わいわい科学の実験教室@埼玉大学を開催しました!
2026年7月18日(土)、埼玉大学理学部3号館にて、小中学生向けの夏休み特別企画「第2回わいわい科学の実験@埼玉大学」が開催されました。本イベントは、理工学研究科 豊田正嗣教授の研究室が中心となって進めている「ERATO豊田植物感覚プロジェクト」の一環として行われたもので、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業「ERATO」に採択されている研究プロジェクトです。科学の楽しさや最先端の研究を、子どもたちにより身近に感じてもらうことを目的に企画しました。
当日は、400名を超えるご応募の中から抽選で選ばれた40名の小中学生が参加してくださいました。指導には、網蔵優子助教、小川哲史准教授、そしてプロジェクトメンバーの大学生があたりました。参加者は、大学の先生や研究室の学生と直接ふれあいながら、実験や観察を楽しむ様子が見られました。
ご参加いただいた皆さま、ご応募いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
実施した体験プログラムの紹介
- 体験① 科学実験 DNAを取り出してみよう!
- 体験② 研究室での顕微鏡観察 触ると光る不思議な植物を観察してみよう!
- 体験③ 研究者に質問 & おみやげ(ハエトリソウの配布)
【体験①:科学実験 DNAを取り出してみよう!】
DNA抽出実験では、まず「DNAとは何か」について説明がありました。DNAには、生き物の体をつくるための設計図となる情報が含まれており、人や植物、果物など、すべての生き物がDNAを持っています。また、豊田研究室ではDNAを操作することで、刺激を受けると光る植物などを作り、植物がどのように環境を感じているのかを研究していることも紹介しました。
その後、参加者はキウイやバナナ、梅干しなどの身近な食べ物から実際にDNAを取り出す実験に挑戦し、普段は目に見えないDNAが白くなって現れる様子を観察しました。DNAという、ちょっと難しいテーマも、実験を通して身近に感じることができたようです。
参加者からの感想:
・食べ物にもDNAがあることや、そのDNAを取り出すことができるなんてびっくりした。
・DNAの色が白色だったことにびっくりした。
・バナナ、梅干し、キウイなど、身近にあるものでできるなんて!と思った。
【体験②:研究室での顕微鏡観察 触ると光る不思議な植物を観察してみよう!】
豊田研究室では、刺激を受けると光る植物を用いて、植物が環境を感じる仕組みを研究しています。イベントでは、大学生が植物に触れたり葉を切ったりする実験を行い、植物の中を信号が伝わる様子を観察してもらいました。最先端の研究に触れながら、植物にも感覚があることを体験してもらいました。
参加者からの感想:
・光る植物をピンセットで触ったりすると、ピカッとどんどん順番に光っていたのがおもしろかった。
・切ったりつぶしたりして光が広がっていくのがきれいだった。
・光る植物は以前テレビで見たことがあったが、今回実際に見ることができて嬉しかった。
【体験③:研究者に質問 & おみやげ(ハエトリソウの配布)】
最後に、ハエトリソウの苗を参加者にプレゼントしました。ハエトリソウがどのような仕組みで葉を閉じるのか、虫を捕まえる理由や育て方についても紹介し、実際に葉の動きを観察しながら植物への理解を深めてもらいました。
参加者からの感想:
・ハエトリソウの中のトゲを触ると、閉じるのがおもしろかった。
・30秒以内で2回触ると閉じることにびっくりした。
・ハエトリソウは、虫を食べて養分をたくわえていると思っていたが、虫を食べなくても生き続けられると知り、驚いた。
実験資料ダウンロード
当日使用した実験資料をPDF形式で公開しています。これらの教材は、植物のしくみを楽しく学べるよう工夫されており、ご家庭でも引き続き観察や組み立てを楽しむことができます。自由研究や家庭での学習にぜひご活用ください。※商用利用不可
①DNA抽出実験の手順と解説書
DNA抽出 実験解説(PDF:635 MB)
②ハエトリソウとシロイヌナズナの工作教材
教材の解説や使い方は、以下のページからご覧いただけます。
▶︎ ハエトリソウ・シロイヌナズナ教材の解説ページはこちら
今後のイベント情報
2026年9月12日(土)、13日(日)に開催される「サイエンスアゴラ2026」に、本研究プロジェクトが出展いたします。植物の感覚を体験できる企画をご用意しておりますので、ぜひご来場ください!(申込不要)
309 JST ERATO豊田植物感覚プロジェクト
「匂いと触覚で感じる、植物の感覚の世界を体験しよう!」
詳細は以下のリンクをご確認ください。
▶︎ サイエンスアゴラ2026に出展します!
▶︎ サイエンスアゴラ2026 特設サイト
