JST科学技術振興機構  
トップページ
トピックス
研究総括
領域アドバイザー
研究課題・研究代表者
研究成果
お問い合わせ
領域参事コラム
 
 
 
>> 平成18年度研究代表者へ >> 平成19年度研究代表者へ
 
ナノバイオチップ技術を利用する高速酵素分子進化システム創製

一木 隆範
東京大学 大学院工学系研究科
准教授
URL : http://bionano1.t.u-tokyo.ac.jp/


高速分子進化工学のパラダイムと技術にナノバイオチップ、1分子計測技術を融合することにより生物のメカニズムに習って分子機械を作り出すマザー製造システムの創製を目指します。 本研究は従来困難であった有用酵素の合目的進化を可能にする汎用性の高い実用化技術の実現を目的とし、医薬品、洗剤、食品加工、研究開発用試薬、臨床分析、さらにはバイオエネルギー、バイオセンサーなど広範なバイオ応用分野への貢献が期待されます。
 
無機ナノシートを用いた次世代エレクトロニクス用ナノ材料/製造プロセスの開発

佐々木 高義
独立行政法人物質・材料研究機構
国際ナノアーキテクトニクス研究拠点
フェロー
URL : http://www.nims.go.jp/softchem/


層状化合物を層1枚にまでバラバラに剥離して得られる無機ナノシートを2次元機能ブロックとして基板表面に精密累積して、ナノ薄膜や超格子を形成する液相プロセスを開発します。この新規ナノ構造製造技術を用いて、従来のバルク材料では実現が困難な革新的な性能を有する誘電体薄膜や透明磁性薄膜などを創製するとともに、ガラスなど各種基材上に機能性結晶薄膜を配向成長させる技術の開発を行い、電子・情報通信技術の発展に貢献することを目指します。

 
階層的に構造化されたバイオミメティック・ナノ表面創製技術の開発

下村 政嗣
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構
教授
URL : http://poly.tagen.tohoku.ac.jp/Site/Top.html


生物に見られる自己集合・自己組織化による階層的構造化とそれに基づく機能発現を模倣して、ボトムアップ型生産技術としての「バイオミメティック・エンジニアリング」を体系化するために、散逸構造のように無秩序から規則構造が形成される「物理的プロセスとしての自己組織化」と、無電解メッキなどの「化学プロセスによる構造形成」を組み合わせ、ナノからミクロンにいたる多種多様な表面を階層的に加工する技術を確立します。

 
高精度にサイズ制御した単電子デバイスの開発

真島 豊
東京工業大学 応用セラミックス研究所
教授
URL : http://www.msl.titech.ac.jp/~majima/


無電解メッキの自己停止機能を用いてギャップ長を高精度に制御した5nm以下のナノギャップ電極を一度に高い歩留まりで作製するプロセスを確立し、分子構造を精密に規定することが可能な金属クラスターおよび金属錯体分子ワイヤーを単電子島としてナノギャップ電極間に選択的に集積することにより、常温で確実に動作する「高精度にサイズ制御した単電子デバイス」により論理回路を構築するための製造技術を確立します。

 
 
Copyright(C) Japan Science and Technology Agency All Rights Reserved.