HOME 研究代表者・研究課題 平成24年度採択 横田隆徳
画期的な新規核酸医薬の分子技術の創出
DNA/RNAヘテロ核酸の作用機序:
細胞内でDNA/RNAヘテロ2重鎖を細胞内のRNaseHが認識してligandの結合したRNA鎖を切断してunwindした後に標的も切断する。
急速な高齢化の下「元気な老い」を実現すべく、分子メカニズムが明らかになりつつあるアルツハイマー病、がん性疼痛などの難病を克服するために、医薬工の分野横断的な本研究により私たちが独自に開発した新規の核酸医薬を発展させ、既存薬では成し得なかった難病の原因分子の制御を達成します。これによりさまざまな難病に対して、副作用が少なくかつ内服が可能な根本的治療薬を開発し、日本発の基幹的な分子技術として新たな創薬産業分野を創成し、国際貢献を目指します。
図1:リン原子の立体が制御されたボラノホスフェート型人工核酸
図2:ヘテロ二本鎖核酸を高度に安定化する人工カチオン性分子
図1:ヘテロ二本鎖核酸を高度に安定化するカチオン性ペプチド
図2:新規糖部架橋型人工核酸 (シクロプロパン導入型(T,mC,A,G) )
図1:リン原子立体制御架橋型新規人工核酸
図2:リン原子の立体が制御されたボラノホスフェート型人工核酸
図3:ヘテロ2本鎖核酸に結合するカチオン性分子
図1:DNARNAヘテロ核酸の細胞内機序
図2:ヘテロ2本鎖核酸に結合する
カチオン性オリゴペプチド
図1:リン原子立体制御架橋型人工核酸
図2:キメラ2本鎖核酸の2本鎖の細胞内局在