シンポジウム「共生する数学 〜社会と数理科学の接点〜」(第3回JST数学キャラバン)(10月9日開催)は
盛会のうちに終了いたしました.御参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます.
平成23年10月11日
数学は中学から習い始めて高校,大学と習い続ける学問です.
「数学は科学の基礎として重要であり,自然科学や社会の中で
重要な位置を占めているのでしっかり勉強しましょう!」と言われますが,
実際にどのように数学が自然科学や社会の中で使われているのか,役立っているのか
知っている人は少ないように思われます.
そこで,数学が社会の中でどのように使われているのか,役立っているのか知ってもらう
ためにこのシンポジウムを企画しました.
講師陣は,諸分野との共同研究を目指している一流の数理科学者たちです.
数学理論が社会の中でどのうように寄与できるのか,また寄与しているのかを講師陣がわかりやすく講義します.
全てを理解する必要はありません.
数学ってこんなことに使えるんだなと思ってくれればよいので,気楽な気持ちでに参加してください.
皆さんの参加をお待ちしています.
日 時 : | 2011年10月9日 (日) 13:00 〜 18:20 (受付開始12:20) |
対 象 : | 高校生および一般(定員150名) |
場 所 : | 香林坊プラザホール(北國会館10F) |
アクセス: | JR金沢駅東口から北鉄バス乗車.「南町」か「香林坊」にて下車.(金沢駅から約15分) |
参加費: | 無 料 |
申込について: | 当日受付も行います.(準備の都合上,下記の参加申し込みフォームより事前申し込みをして頂けると幸いです) |
問合せ: | sympo@blossom1.s.kanazawa-u.ac.jp |
主 催: | 金沢大学理工学域数物科学類 |
共 催: | 独立行政法人 科学技術振興機構 |
「数学と諸分野の協働によるブレークスルーの探索」研究領域 | |
JST数学キャラバン | |
後 援: | 北國新聞社,石川県教育委員会 |
プログラム
12:20 | 受付開始 |
13:00〜13:10 | 開会、挨拶 |
13:15〜14:00 | 「格子戸から見る原子の世界 〜モワレの数学入門」 北海道大学電子科学研究所 教授 JST 数学領域研究総括 西浦廉政 |
14:15〜15:00 | 「数学で解明!? 目の錯覚」 東京大学大学院数理科学研究科 教授 JST CREST 新井仁之 |
15:15〜16:00 | 「情報通信を支える1つの数学 〜符号理論、始めの1歩」 山形大学理学部 准教授 JSTさきがけ 原田昌晃 |
16:15〜17:00 | 「コンピューターで方程式を『解く』 〜『地球最大の冒険』を成功させるために」 金沢大学理工研究域数物科学系 准教授 中村健一 |
17:15〜18:00 | 「血液の流れを数学で診るには」 岡山大学大学院環境学研究科 教授 JST CREST 水藤寛 |
18:15〜18 : 20 | 閉会の挨拶 |