研究者・研究課題
慢性炎症性疾患における病因性二重鎖RNAの解析
- 中村 能久
- Cincinnati Children's Hospital Medical Center, Division of Endocrinology
Assistant Professor
研究概要
慢性炎症性疾患における病因性二重鎖RNAの解析
肥満・2型糖尿病やアルツハイマー型認知症では、疾患発症の一因として、肝細胞や神経細胞といった実質細胞において炎症性反応が誘導され、細胞機能に障害が起きることが挙げられています。本研究では、内在性二重鎖RNAの機能に注目し、両疾患における炎症性反応の共通・相違点を精査し、慢性炎症性疾患に共通する分子基盤の解明を目指します。将来的には、内在性二重鎖RNAを標的にした新しい治療の開発が期待されます。