2014年12月
(ワークショップ報告書)ナノテクノロジー・材料分野 俯瞰ワークショップ報告書 バイオナノテクノロジー領域分科会/CRDS-FY2014-WR-10
エグゼクティブサマリー

本報告書は、(独)科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が平成 26年 8 月 28 日に開催したナノテクノロジー・材料分野俯瞰ワークショップ「バイオナノテクノロジー領域分科会」に関してまとめたものである。CRDS ではナノテクノロジー・材料分野の俯瞰報告書を 2 年毎に発行しており、直近では平成 25 年度に「研究開発の俯瞰報告書ナノテクノロジー・材料分野(2013 年)」を発行している。これに続く 2015 年版を検討するにあたって、光、ナノ計測、バイオナノテクノロジー、物質・材料、製造・加工技術の 5つの領域に焦点をあてた活動を行っている。「バイオナノテクノロジー領域分科会」はその一環として開催したもので、バイオナノテクノロジー領域の今後の展望や推進方策を巨視的に考えることを目的とした。
バイオナノテクノロジーは、生命現象の分子レベルでの理解に必要となる様々なツールの提供によりライフサイエンスの深化・進展に貢献するとともに、幹細胞をはじめとする各種細胞のマニピュレーション技術、疾病の迅速・高精度診断を可能にするプローブ・デバイスや精密に制御された薬物投与を実現する薬物送達システム(DDS)など、医療技術の革新にも不可欠な技術領域になっている。ワークショップでは、第一線の識者からの発表・質疑および総合討論によりバイオナノテクノロジー領域における技術動向の俯瞰と国として取組むべき技術課題の同定、本領域を推進する上でのシステム・制度上の課題の抽出を試みた。以下、その結果の概略を示す。これらの結果は CRDS でさらに検討を加えたうえで、2014 年度末に発行予定の「ナノテクノロジー・材料分野の俯瞰報告書(2015 年)」に反映させる。

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