2014年10月
(ワークショップ報告書)科学技術未来戦略ワークショップ「高効率エネルギー利用未来都市の実現に向けた課題達成型研究開発構想ワークショップ」報告書/CRDS-FY2014-WR-05
エグゼクティブサマリー

(独)科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)では、科学技術イノベーション政策における課題解決型研究開発の事例として、わが国のエネルギーの消費の大幅削減と高効率利用をテーマとした研究開発戦略を平成 24 年度から検討してきた。本ワークショップは、これまでの CRDS における検討結果を紹介した上で、関連分野の専門家とともにその基本的な問題認識や検討内容の妥当性、具体的な研究開発課題、推進体制・方策の詳細等について確認し、議論することを目的とした。エネルギー問題に関する政策的検討はこれまで国全体を見渡すマクロな視点での議論にとどまることが多かった。今後は、よりミクロな視点から問題を精査する枠組みを設定し、より具体的かつ大胆な将来ビジョンや目標を描く必要がある。そこで、今回、人が集まりエネルギー需要が集中する都市を、特にエネルギー需給の観点から改めて精査し、都市が果たすべき役割やその実現における科学技術の貢献を明らかにすることを目的とした。検討では、都市におけるエネルギー需給の現状と予想される将来像、またその中に潜在するエネルギー消費の削減ポテンシャルを探索した。次いでエネルギー消費の大幅削減に向けた実現方策を特定し、中長期的観点から国としての推進が必要と考えられる研究開発領域/課題群を整理した。
本ワークショップでの議論は別途取りまとめを進めている提言「課題解決型研究開発の提言(1):都市から構築するわが国の新たなエネルギー需給構造」へと反映予定である。

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