2013年2月
(ワークショップ報告書)2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ報告書/CRDS-FY2012-WR-08
エグゼクティブサマリー

独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)は、JST の研究開発戦略を立案するとともに我が国の研究開発の推進に資することをミッションとして活動を行っている。そのなかでシステム科学ユニットは、現代社会の課題をシステム構築という視点から把握し、諸領域を横断的に統合し、課題解決に結びつけていくための手法や理論を構築する、システム科学技術分野を担当している。論文数や研究開発投資額や国内外の政策動向などの情報、学会や大学等の研究機関の活動は、これまでの歴史で徐々に形作られてきた分類に沿っているため、システム科学技術という CRDS 独自の視点に立った際に、俯瞰的にエビデンスのある動向を抽出するのは非常に難しい。しかし、世界で初めての試みに今年度挑戦しているところである。
本報告書は、国内の関連する分野の有識者を集めて平成 24 年 10 月 12 日に実施した「2012年度システム科学技術俯瞰ワークショップ」の概要についてまとめたものである。平成 21 年秋のユニット発足後、システム科学ユニットは、システム科学技術の全体像/定義/実体の明確化、システム科学技術の俯瞰調査、分野の推進戦略や具体的なプロジェクトの提言発行などを行ってきた。本ワークショップでは、これらの 3 年間の活動内容を振り返りながら、システム科学技術に深い見識をお持ちの先生方をお招きし、システム科学技術に関する俯瞰活動結果の共有と、今後の方向性について議論することを目的として開催した。システム科学ユニットからは、3 年間の活動報告と、システムの社会実装にかかわる様々の困難な課題を解決するためにシステム科学ユニットが提案した「システム構築戦略研究」について説明を行い、議論を行った。また、俯瞰調査の 6 つの区分の統括責任者より各々調査結果をご報告いただき、35 の研究開発領域の現状について情報共有および総合議論を行った。

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