2011年12月
(ワークショップ報告書)俯瞰ワークショップ ライフサイエンス分野の俯瞰と重要研究領域「ゲノム・融合分野」 構造生命科学(タンパク質・構造生物学) 検討報告書/CRDS-FY2011-WR-06
エグゼクティブサマリー

科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)ライフサイエンス・臨床医学ユニットでは、「ライフサイエンス分野俯瞰ワークショップ」からライフサイエンス重要領域を選定し、詳細調査活動を行い、その結果を順次報告書にまとめてきた。ライフサイエンス重要領域の1 つとして選定した「ゲノム・融合分野」では、まずゲノム科学を中心に詳細な調査を行い、既に報告書も刊行した。次に、本分野におけるもう1 つの基軸である機能分子(タンパク質等)に関する調査を進めた。調査を通して、これまで国のプロジェクト等で整備されたタンパク質構造解析拠点や技術体系等の国際的な先進性を確認する一方で、疾患や生命現象に関わる重要タンパク質の多くの構造は未だに決定されていないことも明らかになった。タンパク質構造解析の整備された基盤を用い、ライフサイエンスの進展にとって真に重要なタンパク質について、例えその難易度が高くとも、戦略的に構造解析を実施する必要がある。そこで、そのような戦略性を持った次世代構造生物学を俯瞰・議論するワークショップを開催した。次世代の構造生物学は、生命科学研究と構造生物学との、先端的でかつ有機的な連携から生まれるとの考えから、「構造生命科学」をキーワードとしてワークショップを開催した。 ワークショップには、構造生物学分野ならびにライフサイエンス分野の双方から、代表的な研究者を招聘した。

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