2009年12月
(ワークショップ報告書)科学技術未来戦略ワークショプ(電子情報通信系俯瞰WS‐Ⅳ)報告書/CRDS-FY2009-WR-04
エグゼクティブサマリー

 独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター(JST/CRDS)電子情報通信ユニットは、電子情報通信分野の研究開発動向を俯瞰的に眺め、今後提案すべき重要研究開発課題を抽出する際の基礎となる情報を得るために、第4回目の俯瞰ワークショップ(俯瞰ワークショップIV)を実施した。有効な研究開発戦略を提言するためには、a)今後重要となる具体的な研究開発課題、b)骨太のシナリオ(それらが社会の中でどのような重要性を持ち、国が投資する意義は何かを説明するための説得力のあるシナリオ)、の両方が重要であるとの考えに立って、今回の俯瞰ワークショップ全体を以下のように設計した。
 a)については、この俯瞰ワークショップ本会議に先立ち、6つの技術分野(エレクトロニクス、フォトニクス、コンピューティング、セキュリティ・ディペンダビリティ、ネットワーク、ロボティクス)について分科会を構成し、約6ヶ月をかけて各分野の俯瞰を行った。全体で65名の専門家にご協力いただいた。この結果、各分野の俯瞰図、重要研究開発課題のリスト(6分野から76課題)、およびホットトピックス(注目すべき動向、技術の芽など)をアウトプットとして得た。
 b)については、俯瞰ワークショップ本会議を、9月23日、24日に開催した。技術分野別俯瞰結果をベースに3チームに分かれて議論を行い、3つの“骨太のシナリオ”の作成を試行した。本会議は、専門家17名(所属は、大学11名、大学以外の国の機関4名、民間企業2名)およびCRDS電子情報通信ユニットのメンバー8名で2日間にわたって議論した。専門家は分科会メンバーの一部の方(各分科会から1-2名ずつ)にご協力いただいた。また、文部科学省、JST、CRDS他ユニットからオブザーバーの参加も得ることができた。

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