2009年4月
(ワークショップ報告書)医療の俯瞰報告書 ~2型糖尿病について~/CRDS-FY2009-WR-01
エグゼクティブサマリー

(独)科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)では、国として今後推進すべき研究開発戦略の策定を目指し、「医療の俯瞰」として検討を進めてきた。具体的には、(1)我が国において今後重要となる疾患を一定の基準で抽出し、(2)抽出された疾患について科学技術の立場から俯瞰を行い、国として推進すべき研究開発戦略を策定するための方法論の確立を目指した。さらに、(1)については病因、発生病理解明の程度、治療満足度、患者数の増加予測などを指標として検討を行った。
(2)では平成20年度には事例に2型糖尿病を取りあげ、「疫学・臨床疫学」、「シーズ探索」、「予防」、「検査・診断」、「治療」、「疾病管理」に分類して、臨床ニーズの程度、化学水準の高低、競争力の強弱、インフラ構築の現状といった評価軸に基づいて俯瞰図を作成した。2型糖尿病を取りあげた理由は、それと関係の深いメタボリックシンドロームが我が国で急速に増加し、またこれら疾患が血管病変の基盤となるためである。それゆえ血管合併症についても検討した。

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