2009年3月
(ワークショップ報告書)環境問題に関する国際ワークショップ「気候変動抑制に対する技術と大学の役割」報告書 平成20年12月2日開催/CRDS-FY2008-WR-08
エグゼクティブサマリー

 科学技術振興機構研究開発戦略センターは、スウェーデン国ルンド大学国際産業環境経済研究所(IIIEE)と共同して、国際ワークショップ「気候変動抑制に対する技術と大学の役割」を開催した。京都議定書に続く13 年以降の温暖化防止の次期枠組みづくりに向けて、国連気候変動枠組み条約第14 回締約国会議がポーランドのポズナニで開催される時期に、欧州において議論する機会を設けた。 いかに有効な技術を開発し、途上国に移転し、地球規模で普及させ、経済と社会の持続的発展を実現するのか。この重要な課題に対して技術と大学はどのような役割を果たすべきか、欧州や国連の取り組みとその成果が報告され、参加した研究者や学生の間で議論が行われた。 その結果、気候変動の抑制とそれへの適応に必要な5 つのキーワード「IIIEE」が得られた。
Integrate
 産学官それぞれの主体が培った知識や技術を統合すること
Interact
 異なる研究分野、主体、地域、国家の間の交流・連携を促進すること
Innovate
 統合と交流・連携を通じて、新たな知識から新たな価値を創出すること
Ensure
 気候変動の抑制とそれへの適応に向けた具体的な行動を確実に推進すること
Enjoy
 気候変動の抑制とそれへの適応に向けた試みや努力を楽しむこと
 また、気候変動問題の解決に向けて全世界で共有すべき4 つの重要な指針「CRDS」
が明らかになった。

Cooperation for adaptation to climate change
 気候変動への適応のための協力連携
Relations among developed and developing countries
 先進国と途上国との関係
Demand for a new type of civilization
 これまでとは異なる新たな文明・生活の要求
Strategy for global and local environments
 全地球的環境と地域環境に対する戦略

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