2008年3月
(ワークショップ報告書)「希薄分散エネルギー活用技術」に関する 科学技術未来戦略ワークショップ報告書/CRDS-FY2007-WR-13
エグゼクティブサマリー

本報告書は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が 2007 年 10 月 11 日に開催した「希薄分散エネルギー活用技術」に関する科学技術未来戦略ワークショップの結果をまとめたものである。ここで言う希薄分散エネルギーとは、いたるところに分散しているが活用されていない希薄なエネルギー(例えば:電磁波、室内人工光、体温、PC の廃熱、生体、自然振動等)をさす。
日本のエネルギー変換技術のレベルは世界的にみても高水準にある。しかし各種エネルギー変換技術について個別の取り組みはあるものの、「希薄分散エネルギー活用」という観点からの検討はまだほとんどなされていない。一方、未活用エネルギーを集めて利用する技術に対する関心は高まっており、欧米ではこれに関連する国際シンポジウムも開催されるようになっている。この様な国内外の流れから「希薄分散エネルギー活用技術」をワークショップのテーマとして取り上げた。
本ワークショップでは、希薄分散エネルギーの活用という視点から、新しい概念、新しい発想に基づいたエネルギー変換方式の創出の可能性や、萌芽的技術のポテンシャルを探る事に重心を置いた提案や議論を引き出すことを目的の一つとした。また想定される用途に対して、現状の萌芽的技術から実用化に手が届きそうなエネルギー変換/収集技術の中で、技術的ブレークスルーを誘発する可能性の高い技術課題の明確化についても議論した。

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