2007年4月
(ワークショップ報告書)人間の機能と感性-文化と産業の創造- 科学技術未来戦略ワークショップ報告書/CRDS-FY2007-WR-02
エグゼクティブサマリー

これまでは主に生存を保障したり、顕在化したニーズを満たすための物量を確保したり、あるいは効率向上などを目指したりする科学技術が発達してきた。次の段階として、より豊かな生活とは何か、人間が真に求めるものは何かといった潜在的な要求を明らかにし、それを充足することが重要になると考えられる。そこで、人間を取り巻く多様な事柄を理解し、人間の機能、感覚、感性に基づいた新たな製品・サービスを提供する産業の創出を検討することとした。人間の機能・感性に関する研究は、新たな産業、文化の創出と共に、研究開発・製造などの活動プロセスの革新に役立つ可能性もある。これらの検討を目的として、ワークショップ「人間の機能と感性-文化と産業の創造-」を開催した。IT、メディア技術、ロボット技術、芸術、社会科学、教育など多様な分野の専門家17名および関係省庁、JST内関連部署からの参加を得て、人間の機能と感性に関する科学技術の現状と問題点、課題、わが国の文化の現状と問題点、課題等について討議した。その結果、当該分野は科学技術の新たなフロンティアとして引き続き検討する価値がある、との結論が得られた。

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