2007年3月
(ワークショップ報告書)俯瞰ワークショップ「ライフサイエンス分野の俯瞰と重要研究領域」報告書/CRDS-FY2006-WR-17
エグゼクティブサマリー

国が政策として推進する研究領域の選択には、社会全体および研究者コミュニティーに対する説明責任がある。それは誰にも判りやすい必要があり、俯瞰図の使用はその有効な一方法である。分野の全体像を隈なく俯瞰し、研究の歴史性、現在活発な研究領域、ファンディングの消長、国ごとの重点領域の異同、などの比較検討が可視下で可能だからである。江口グループでは、発足(平成 15 年 9 月)以来、提言の提出をはじめ、文部科学省や研究者コミュニティーとの意見交換時の要請に答えるため、内部の議論に基づき繰り返し俯瞰図を作成してきた。しかしながらこれまで「俯瞰そのもの」に関する総合的な議論を先送りしてきた。
平成 18 年、第III期科学技術基本計画が公表され、政策的に政府がリードする部分の骨子が提示されたことを受け、江口グループとして議論の基本となる俯瞰図を完成させ、これに基づく重要研究領域の抽出を進めつつある。なお、上述の観点から俯瞰図とは動的であり、今後も随時見直しが繰り返されねばならない。
この報告書は、今回、江口グループが採用した方法論を、具体的な実施の進行に即して示すと共に、重点研究領域を抽出する検討過程を提示するものである(一部、進行中のものを含む)。

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