2007年3月
(ワークショップ報告書)「情報システムのディペンダビリティ評価」に関するワークショップ報告書/CRDS-FY2006-WR-09
エグゼクティブサマリー

科学技術振興機構・研究開発戦略センターでは、「情報化社会の安全と信頼を担保し、国際競争力の強化に向けて、ディペンダビリティを最高の価値とする新しい情報技術体系の研究開発戦略を推進すべき」との提言を行っている。この提言に沿った研究開発成果の技術的、経済的、社会的効果を明示するためには「ディペンダビリティの定量的評価」が必要である。すなわち、情報システムの提供するサービスのメトリクス定義、測定法、計算法、評価法、ベンチマーキング、正当性検証、可視化、経済価値へのマッピングなどの方法論を確立する必要がある。
「定量的評価」によって「ディペンダビリティの価値」に関する社会的合意が形成され、制度・政策に反映されることによってディペンダビリティ技術の研究開発が促進され、さらにそれが産業競争力の強化、企業価値の向上、国際標準化の主導につながるなど、我が国の国際競争力の新たな源泉を創出することが期待できる。
こうした認識から、ユーザ視点のディペンダビリティ評価技術を確立するための基礎的研究分野としてどのようなテーマが重要かを明らかにすることを目的としたワークショップを2006年11月24、25日に開催した。ワークショップには、コンピュータシステム、ソフトウェア工学、ディペンダビリティ、セキュリティ、ネットワーク、企業基幹システム、システム検証、システムインテグレーション、人間協調ロボット、自動車エレクトロニクス、鉄道列車制御、外科医療、経済学、認知科学など、多岐に亘る分野の専門家18名と関連省庁政策担当者、JST 関係者が参加した。

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