2006年8月
(ワークショップ報告書)「劣化の科学」報告書/CRDS-FY2006-WR-03
エグゼクティブサマリー

 新しい科学技術分野として「劣化の科学」の成立性と重要性を検討するための俯瞰ワークショップを開催した。軸として劣化の原因、形態、関連する産業、材料、劣化により変化する性質、などをとった俯瞰マップを作成し、その大部分をカバーできるように多様な構造・機能材料と、様々な環境、産業分野の組み合わせについて、劣化に関する計測、メカニズム・寿命予測・シミュレーション・モデル・材料開発・対策技術の専門家を選定するとともに、次のようにセッション構成を決めた。(( )内は講演タイトル)
セッション 1:構造材の劣化(社会基盤構造物の劣化、化学プラントの劣化、微生物の影響による金属材料の腐食、トライボロジーにおける劣化)
セッション 2:高分子・複合材料の劣化(電気設備・絶縁材料の劣化、自動車用高分子材料の劣化、生体材料の劣化)
セッション 3:機能材の劣化(触媒の活性の劣化、 燃料電池・電池の劣化、文化財の劣化)

 また、ワークショップに先立ち「劣化の科学」に対する戦略センター内外の意見を聞き、そこでの指摘・疑問等を参加者に提示して、全体で討論・検討した結果、社会・経済的意義、新たな科学技術分野としての意義、国が研究開発投資する意義をまとめた。

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