2006年5月
(ワークショップ報告書)「ものづくりおよび社会ニーズに関連する先端計測技術の方向性と開発戦略」報告書/CRDS-FY2006-WR-02
エグゼクティブサマリー

「ものづくりおよび社会ニーズに関連する先端計測技術の方向性と開発戦略」ワークショップは、第2次科学技術基本計画をベースにした「先端計測分析技術・機器開発事業」が当JST事業として現在進行中である一方、本年スタートした第3次科学技術基本計画においても先端計測分野のさらなる応用拡大が謳われていることを背景に、新たな課題を検討し具体的提案を行うことを目的としてコーディネートされた。井上グループにおいては、まず計測機器分野の全体像(俯瞰図)をまとめて技術の現状を位置づけた。それをもとに日本の弱点および今後の重要課題をピックアップするため、関連分野の専門家25名と分析機器メーカーを中心とする企業5社に対するアンケートを実施した。そのうえで、アンケートにお答えいただいた学産独の専門家30名に、現行の先端計測分析技術・機器開発プロジェクト関係者11名、JST-CRDS関係者12名を加えた集中的な討論会(6月24日、9:30-19:30)を行って、課題の深堀りを行い具体的な課題の抽出と評価作業を進めた。現行のJST先端計測分析技術・機器開発事業が最先端の研究ニーズに応えることを主要な目的とするのに対し、第三期科学技術基本計画の分野戦略では、‘ものづくり’にリンクした先端計測の重要性が指摘されている。また、安全・安心等の社会ニーズに応える先端計測への期待と技術戦略を構築する必要性も急速に高まってきている。このような状況の下に、現行の「先端計測」事業を補完・補強し、科学技術のみならず製造業やサービス業の国際競争力の原点となる分析・計測技術や、革新的なコンセプトや技術課題の抽出を発掘し提言した。

PDFダウンロード

関連報告書