2006年3月
(ワークショップ報告書)JST-NSFジョイントワークショップ 持続可能社会を目指す素材生産の革新/CRDS-FY2005-WR-13
エグゼクティブサマリー

 物質生産のあらゆる製造プロセスを環境低負荷型にする努力が行われており、これをグリーン化と表現する。できあがった製造法はグリーンプロセスであり、化学技術がその主柱である場合を、グリーンケミストリーと呼ぶ。本ワークショップはこの課題についての日米共同作業であり、日本のJST(科学技術振興機構)米国のNSF(全米科学財団)との共同主催で、2005年12月13日から14日まで、米国ハワイ州ホノルル市で行われた。
 講演と討論を繰り返す形式で行われた。日本側の主張の特色は、既に従来からプロセスのグリーン化の努力がなされており、特に1970年代の「公害」問題を生かした技術が多く今日も生きているというものであった。米国の主張の特色は、ある物質を製造するときに現行法を改良するのではなく、根本的に新しい別ルートで生産する道を探ろうというものであった。これらの中で、反応装置、反応系、分離法はまだまだ未踏技術が多く、多くの研究者の幅広い努力が必要な分野であることがわかった。以下に、本ワークショップから得られた今後推進すべきテーマを例示する。
1.触媒化学とプロセス化学の融合
2.反応媒体の統一的検討
3.安全プロセスの開拓
4.バイオマス

PDFダウンロード

関連報告書