2005年8月
(ワークショップ報告書)分野融合ワークショップ報告書/CRDS-FY2005-WR-11
エグゼクティブサマリー

 新しい知識・技術を生み出し、イノベーションを効率的に創成する可能性の高い分野融合領域・課題を抽出し、重点的に推進すべき分野融合領域・課題およびその推進方法を戦略プロポーザルとして提案するにあたり、グループ横断組織である分野融合研究横断グループを設置し「次世代生物生産・利用を実現する分野融合」、「ナノとバイオの融合」および「次世代医療を実現する異分野融合」の3つのワークショップを実施した。 その結果、以下の重要研究領域・課題が抽出された。

・「次世代生物生産・利用を実現する分野融合」ワークショップ
 1.デザイン・イン型農業システムの構築、2.食料・有用物質生産用生物の高機能化と評価システムの確立、3.海域生物生産マネジメントシステムの開発

・「ナノとバイオの融合」研究ワークショップ
 1.ナノレベルでの生体機能の理解・活用によるデバイスの創製、2.細胞システムのデザインとそのナノ基盤技術の確立、3. ナノ医療(ナノバイオによるメディカルインテグレーション)、4. ナノエネルギー論

・「次世代医療を実現する異分野融合」ワークショップ
 1.計算科学を核とする多分野融合による新たな医療技術の開発、2.Chemical Biologyと臨床医学・先端計測制御工学を融合した次世代低侵襲標的診断治療技術の開発、3.物理学的エネルギーによる生体機能の制御、4.医療用次世代メカトロニクス、5.次世代医療技術の客観的な評価を支援するモデリング技術、6.評価技術の開発、7.細胞応答制御による組織工学の再構築、8.生体の恒常性維持機能と協調する治療制御、9.安心安全な医療を実現するための医療のシステム科学的分析、10.次世代医療研究を促進するための研究

 また、重点的に推進すべき領域の実施体制・推進方策に関しては、主として分野融合研究の場の整備、分野融合研究人材の育成、分野融合研究と社会との関わり等について議論された。

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